光触媒いろは

中古車に染み付いた芳香剤の匂いを消すおすすめの方法

HOME / 光触媒いろは / 中古車に染み付いた芳香剤の匂いを消すおすすめの方法
投稿日: / 最終更新日:
中古車に染み付いた芳香剤の匂いを消すおすすめの方法は銅ドープ酸化チタン

中古車を購入したときに、前のオーナーが使っていた芳香剤の匂いが染みついていることがあります。

芳香剤の匂いの消臭方法をネット検索をすると、いろいろな方法を試したブログを見かけます。

しかし、「効果がありませんでした」と報告しているものが多いと思います。

「中古車の芳香剤の匂いは、いずれ消える」と思っていても、長期間残り続けるものです。思ったよりも強く長く続くこともあるため、芳香剤の匂いが苦手は人が中古車を選ぶときは、注意が必要です。

この記事では、中古車に染み付いた芳香剤の匂いを消す方法を詳しく解説します。

さらに、なぜ芳香剤の匂いは長期間発生し続けるのか?

染み付いた芳香剤の匂いが、長期間発生し続ける理由は、芳香剤が少しずつ揮発するからです。

自動車でずっと芳香剤を使用していると、その匂いがシートの内部などに染み付いていきます。

その染み付いだ芳香剤が、少しずつ揮発して、匂いが残り続けます。

また、人の鼻は匂いに敏感です。自分がイヤだと思う匂いに対しては、特に敏感です。

そのため、芳香剤の匂いがだいぶ落ちたとしても、匂いを感じ続けるという、個人差があり、匂いを感じ続けることもあります。

あまり効果が無い!?一般的な芳香剤の匂いの消臭方法

中古車 芳香剤の匂いを消す方法として、よくあるものは次の通りです。

しかし、どれも効果が今一つのようです。

  • 窓を開けておく
  • 車内清掃
  • オゾン脱臭
  • 次亜塩素酸の利用
  • 市販の消臭スプレーの利用
  • アルコールスプレーの利用
  • 光触媒スプレーの利用

効果がない理由は、細かな説明は省きますが、窓を開けておくと芳香剤の匂いが薄まりますが、匂いが出てくることを防ぐことができないので、消臭はできません。

車内清掃は、シートの内部までしっかり清掃できませんから、染み込んだ芳香剤の匂いまで取れません。

オゾン脱臭は、オゾンを発生させて芳香剤の匂いを酸化分解する方法です。しかし、常にオゾン脱臭器を起動させ続けることが困難ですし、オゾンの酸化力は弱いので、かなり大型の装置を導入しないと効果が弱いと思います。

次亜塩素酸も、オゾンと同様に芳香剤の匂いを酸化分解する性質がありますが、空気中に漂っている匂いは消臭できても、染み込んだ芳香剤までは、分解し切れないので、また匂いが出てくると思います。

ドラッグストアなどで売られている市販の消臭スプレーは、そもそも芳香剤の匂いを消したいのに、香料が入っているので、問題外と言えます。

アルコールスプレーは、アルコールは芳香剤の溶剤として利用されているものなので、芳香剤の匂いを消すことはできません。

最後の光触媒ですが、一般的な製品は効果が弱すぎるので、「効果がない」と思う人がほとんどだと思います。

このように、どの対策も完全に匂いを消す効果には乏しいです。

しかし、光触媒の中で、銅ドープ酸化チタンだけが高い消臭力を持ちます。銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーを利用することで、染み付いた芳香剤の匂いを、気にならないくらいまで消臭できるかもしれません。

光触媒とは?

銅ドープ酸化チタンの解説をする前に、光触媒(ひかりしょくばい)とはどういったものなのか、簡単に説明いたします。

光触媒の消臭メカニズム

アナターゼ型酸化チタンの結晶構造

光触媒は、酸化金属のナノサイズの微粒子です。一般によく利用される成分は、アナターゼ型と言われる結晶構造の酸化チタンです。

アナターゼ型酸化チタンとも言われます。

光触媒に光が当たると、その表面に電子が発生します。

その電子が、車内の空気に含まれる酸素や水を化学変化させ、OHラジカルと言われる活性酸素が発生します。

OHラジカルは、強い酸化力を持つ活性酸素で、それに触れるものを、酸化分解してくれます。

芳香剤の匂いも、OHラジカルに触れると酸化分解し、水や二酸化炭素といった匂いの無い、もしくは匂いの弱い成分に分解消臭されます。

光触媒による芳香剤の分解消臭メカニズム

自動車は、直射日光が入り込むなどして、昼間は車内が明るくなりやすいので、光触媒が強く活性化しやすい環境です。

芳香剤の匂いがシートの奥などに染み込んでいるわけですから、シートなどの表面に光触媒を塗布しておけば、芳香剤の匂いが出てくるときに分解消臭してくれます。また、車内に浮遊している芳香剤も光触媒に触れると分解消臭されます。

光触媒の利用方法

光触媒の利用方法は、次の2種類のうちのどちらかになります。

  • 光触媒スプレー
  • 光触媒コーティング施工

光触媒スプレー

手軽な方法は、光触媒スプレーの利用です。

光触媒スプレーを、シートや天井、床マットなど、車内全体にスプレーしておけば、目に見えない光触媒が車内全体に付着するので、車内に発生しようとする芳香剤の匂いや、すでに車内に発生している芳香剤の匂いを酸化分解してくれます。

光触媒コーティング施工

光触媒コーティング施工は、光触媒成分とコーティング成分が添加された液剤を、専用のスプレー装置で塗布する施工方法のことです。

光触媒コーティング施工は、専門の業者にお願いすることになるので、費用が高くなりますから、まずは光触媒スプレーで試すことをおすすめします。

光触媒スプレーを使って、消臭できるか試して、それで消臭できてしまったら、費用が安く済みます。そして、消臭効果を確認してから、「もっと効果的に消臭したい」ということであれば、光触媒コーティング施工をご依頼ください。

光触媒の種類

光触媒と言っても、いろいろな種類があり、性質や効果の高さが異なります。光触媒スプレーや光触媒コーティングとして実用化されている、主な光触媒の種類は、

  • 酸化チタン
  • 銅ドープ酸化チタン
  • 窒素ドープ酸化チタン
  • 酸化タングステン

これらの中で、自動車の車内でもっとも効果の高い光触媒は、銅ドープ酸化チタンです。それ以外の光触媒では、ほとんど効果がありません。

酸化チタン光触媒スプレーでは消臭できない理由

光触媒としてもっとも利用されている酸化チタン(アナターゼ型)ですが、これは、紫外線が当たったときに高い消臭力を発揮します。

ところが、紫外線が当たらない環境では、消臭効果がほとんどありません。

自動車の車内は、UVカットガラスが用いられているので、直射日光が入り込んだとしても、紫外線がほとんど含まれていませんから、効果がありません。

車内の光はUVカットガラスで紫外線がほとんど無いので酸化チタンがほとんど反応しない

酸化タングステン光触媒スプレーでも消臭できない理由

自動車用として、よく見かける光触媒スプレーは、光触媒成分として「酸化タングステン」が用いられています。

酸化タングステンは、次のようなデメリットがあります。

  • 紫外線でなくても効果があるが、効果の高さは低い
  • たくさんスプレーすると白っぽくなってしまう

酸化タングステンは、効果が弱いので、効果を出すためには、たくさんスプレーする必要があります。そうすると、酸化タングステンの本来の色である、「クリーム色」が出てしまうため、スプレーした箇所が変色したようになります。

特に、自動車の車内は、黒っぽい内装が多いので、クリーム色が目立ちやすくなります。

そういったことで、市販されている光触媒スプレーは、酸化タングステンの量をかなり抑えているため、効果が出にくいのです。

おすすめの消臭方法は銅ドープ酸化チタン光触媒の利用

以下、銅ドープ酸化チタンの効果や製品、使い方などを解説します。

銅ドープ酸化チタンの効果の高さ

補触媒「銅」と基材「酸化チタン」が結合した銅ドープ酸化チタン

銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタン光触媒の表面に、特許製法で酸化銅を結合させた光触媒です。

「ドープ」とは、「結合させた」という意味です。

酸化チタン単体では、紫外線が当たったときでないと効果がでませんが、ナノサイズの酸化銅の効果によって、紫色や青色、シアン色などの可視光でもOHラジカルを発生させることができます。

ですので、UVカットガラスを通した光でも、高い消臭力を発揮します。

ちなみに、紫色や青色などの可視光でも光触媒の効果を発揮する成分のことを、可視光応答型光触媒(かしこうおうとうがたひかりしょくばい)といいます。

酸化チタン光触媒と銅ドープ酸化チタン光触媒の光の反応の違い

さらに、酸化チタン結晶の表面に結合されたナノサイズの酸化銅は、それ単体でも触媒効果を発揮するので、OHラジカルと協力して分解を促進させる効果もあるようです。

酸化タングステンも可視光応答型光触媒の一種ですが、それらと比べて、銅ドープ酸化チタンの消臭力は、10~20倍の効果があります。

そのような効果の高さがゆえに、夕方などの薄暗くなってきた時間帯の光でも、高い消臭力を発揮し、芳香剤の匂いを分解消臭してくれます。

銅ドープ酸化チタンの効果を100としたときの他の光触媒との効果比較

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレー「アキュートクリーン」

銅ドープ酸化チタンの利用方法は、

  • 光触媒スプレー
  • 光触媒コーティング施工

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーは、弊社製品であれば、アキュートクリーンです。

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレー「アキュートクリーン」
成分光触媒銅ドープ酸化チタン
その他水(純水)
アルコール無添加(ノンアルコール)
香料無添加(無香料)
容量200mL(600回ほどスプレー可)
価格2,200円(税込)

使用している成分は、光触媒として銅ドープ酸化チタンを、その他の成分は水だけですから、香料やアルコールは使用していません。

香水の匂いを消臭したいのに、香料が入っている製品の利用は本末転倒ですから、無香料でノンアルコールのアキュートクリーンは、芳香剤の匂いの消臭に適しています。

アキュートクリーンの使い方は、後ほど解説します。

アキュートクリーン(スプレー)ネット通販。ご購入はこちら

「アキュートクリーン」を購入する 楽天で購入する
(カード決済可)

光触媒コーティング施工

銅ドープ酸化チタンを使った車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング施工は、車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)の塗布です。

この液剤は、銅ドープ酸化チタンの他に、銅ドープ酸化チタンを塗布面に接着させるコーティング成分が含まれています。

塗布面に、銅ドープ酸化チタンがしっかりと固定化されるので、アキュートクリーンと比べて効果の持続期間が長く、効果の持続期間は10年ほどです。

この液剤を使った施工には、専用のスプレー装置と施工技術を要するため、ご利用になられたい方は、弊社もしくは弊社の施工代理店にご依頼ください。

しかし、中古車の染み付いた芳香剤の匂いを消臭する程度でしたら、わざわざ光触媒コーティング施工をするほどでも無いですから、光触媒スプレー「アキュートクリーン」をお試しください。

アキュートクリーンの使い方

最初に行うこと

アキュートクリーンを始めて使う場合、スプレーの首筋にあるフックを回転させ、トリガーのロックを解除

アキュートクリーンが届いたら、アキュートクリーンを包んでいるビニールを破って取り出します。

ビニールは少し硬いので、ハサミなどをご利用して、ケガにご注意ください。

次に、スプレーの首筋にあるフックを回転させて、トリガーのロックを解除してください。

スプレーしたい箇所にノズルを向けて、トリガーを何度か引いてください。

初めて使用するときは、何度かトリガーを引くことで、液剤がスプレーできるようになります。

車内全体にスプレー

次にアキュートクリーンを、車内全体にスプレーします。スプレーする箇所は、例えば次のような箇所です。

  • シート
  • 天井
  • 床マット
  • ダッシュボード
  • エアコンの吹き出し口の中
  • ドアポケット
  • トランクの中

塗布面とノズルの距離は、20~30cmほどが適切です。塗布量は、表面が少し湿気る程度で効果があります。ベタベタに塗布する必要はありません。

光触媒スプレー「アキュートクリーン」の使用方法。よく振ってから、30cmほど離してスプレー

自動車のシートが布製であれば、少し多めにスプレーして、内部に銅ドープ酸化チタンが入り込むようにすると良いです。

液だれをしたら拭き取る

合皮や樹脂パネルは、スプレーした後は、液だれをすることがあります。液だれしたら、タオルやティッシュなどで、余分な液剤を拭き取ってください。

液だれをそのまま放置しておくと、液剤が乾燥したときに、銅ドープ酸化チタンの白っぽい色が目立つこともあります。

液だれを拭き取ったとしても、ナノサイズの銅ドープ酸化チタンが塗布面の細かな隙間に入り込むので、消臭効果が落ちることはありません。

なお、アキュートクリーンには、接着成分が入っていませんから、付着してしまった白っぽい色は、ウェットティッシュや濡らしたメラミンスポンジで軽くこすると取れます。

スプレー方法は、次のYouTube動画をご参照ください。

アキュートクリーンの保管

アキュートクリーンの保管は、自動車の車内ではなく、ご自宅に持ち帰るようにお願いします。

自動車の車内が高温になったり、氷点下になったりします。そのときに、アキュートクリーンが高温になったり、氷結したりすると、スプレーボトルが変形や破損したり、中の液剤の成分が変性して効果が薄れてしまったりする恐れがあるからです。

まとめ

中古車に残っている芳香剤の匂いを消臭したい場合には、いろいろな方法がある中で、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーの利用がもっとも経済的で効果的です。

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーで、染み付いた芳香剤の匂いを消臭するなら、アキュートクリーンをお試しください。

アキュートクリーン(スプレー)ネット通販。ご購入はこちら

「アキュートクリーン」を購入する 楽天で購入する
(カード決済可)

この記事の著者/責任者

島田幸一

株式会社イリス 代表取締役
島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

光触媒いろは一覧


ページトップ