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イリス酸化チタンコーティング剤を使った外壁コーティング事業の始め方

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イリス酸化チタンコーティング剤を使った外壁コーティング事業の始め方

酸化チタンコーティング剤とは、アナターゼ酸化チタン結晶の微粉末とコーティング成分を添加した液剤のことです。

主に外壁の防汚コーティング剤として使用します。

酸化チタンは光触媒の一種ですから、酸化チタンコーティング剤は、光触媒コーティング剤の一種でもあります。

この記事では、酸化チタンコーティングの効果や用途、液剤の選び方、コケ対策、劣化防止策、施工方法などを解説します。その中で、イリス製品の魅力や市場優位性、新規事業として取り組む方法などの事業性について解説します。

酸化チタンコーティング剤のメーカーは複数ございますが、どこでも「自社が一番良い」と言うものです。イリスには、他社メーカーには無い高品質なソリューションをいくつもご用意しています。

これから、酸化チタンコーティングを新規事業として取り入れたい企業様、イリスとの提携に 事業性を感じたら、イリス施工代理店になるための一歩を踏み出していただけたら幸いです。

酸化チタンコーティングの効果

最初に、酸化チタンコーティング剤の効果と用途について解説します。すでにご存じの方は、読み飛ばしてください。

酸化チタンコーティング剤とは?

酸化チタンコーティング剤とは、酸化チタンの微粉末と接着成分(バインダー)を添加した液剤です。この液剤に使われている酸化チタンは、結晶構造がアナターゼ型と言われる微粉末を利用します。

酸化チタンは、紫外線が当たると、その表面にOHラジカルと言われる活性酸素を発生させます。OHラジカルが外壁に付着した汚れを分解してくれます。また、紫外線が当たる環境であれば、抗菌力や消臭力といった効果もあるので、食品工場の防カビや排気ガスの分解などにも利用されます。

後ほど詳しく解説しますが、酸化チタンコーティング剤は水のような粘性の塗料で、専用のスプレー装置を使って塗布します。

それとは対象的に、ペンキのような顔料が入った塗料に酸化チタンを添加した塗料もあります。この塗料のことを、光触媒塗料といいます。酸化チタンコーティング剤は、液体でサラリとした粘性ですが、光触媒塗料はペンキのような粘性の塗料です。

酸化チタンコーティング剤と光触媒塗料の違いにつても、後ほど解説します。

酸化チタンコーティング剤の効果とセルフクリーニング

外壁の汚れは、空気中に含まれる油分が外壁に付着し、その油分に排気ガスのススやPM2.5、微細な砂埃などが付着して汚れていきます。

酸化チタンコーティング剤を外壁に塗布すると、太陽光に含まれる紫外線によって、表面にOHラジカルが発生し、油分を酸化分解してくれます。それによって、汚れが付着しにくくなります。

また、雨が降ったときに、外壁に雨水が流れると、酸化チタンの親水性によって、外壁と汚れの間に水が入り込み、汚れを浮かして自動的に落としてくれます。この効果のことを、セルフクリーニングといいます。外壁に酸化チタンコーティングをすることで、外壁が汚れにくくなります。

酸化チタンコーティングで外壁の汚れが自動で落ちるメカニズム(セルフクリーニング)

酸化チタンコーティングのメリット

また、外壁に雨水が当たらなくて汚れてしまったとしても、水を掛けることで汚れが落とせるようになるので、外壁の清掃が容易になります。つまり、酸化チタンコーティングを利用した施主様は、外壁が長期間汚れにくくなり、もし汚れたとしても水を掛けると落とすことができるようになるメリットが得られます。

外壁を取り巻く環境や外壁の材質などによっては、2~3年ほどで汚れが目立つ場合もあります。また、湿気の多い地域では、引渡しより半年後にはコケが発生することもあります。それらが外壁の寿命を縮めてしまう場合もあります。

現在は、外壁清掃や外壁リフォームのコストが上がっているため、外壁の防汚コーティングが外壁の劣化から守ることにもつながります。

酸化チタンコーティング剤の用途は外壁用

酸化チタンは、紫外線が当たることで表面にOHラジカルが発生することを述べました。つまり、紫外線が当たる環境であれば効果がありますが、紫外線が当たらない場所では効果がありません。

OHラジカルは、細菌やカビ、匂い成分、揮発性有機化合物、アレルゲンなどを酸化分解してくれます。それによって、抗菌や防カビ、防臭といった効果があります。そこで、酸化チタンコーティングを室内で利用しようとする業者もありますが、室内は紫外線ランプを設置しないと効果がありませんので、酸化チタンコーティングは外壁用として利用することをおすすめします。

室内に抗菌加工や防臭加工などを導入したい場合には、酸化チタンではなく、銅ドープ酸化チタンと言われる成分を利用することをおすすめします。

銅ドープ酸化チタンは、直射日光が当たらない外壁のコケ防止用やカビ防止用としても利用するため、後ほど解説します。

ガラスの防汚コーティングはタングステン担持酸化チタン

ガラスの防汚コーティングには、酸化チタンではなくタングステン担持酸化チタンを使ったコーティング剤を利用すべきことをお伝えしたいと思います。

ガラスの防汚コーティングに酸化チタンを利用すべきでない理由

酸化チタンコーティングは、外壁の防汚用として利用しますが、ガラスに利用する業者もあります。当然ながら、ガラスに使用してもセルフクリーニング効果が得られます。

そういったことで、酸化チタンコーティングはガラスに利用できないことはありませんが、クレームが入る可能性があります。その理由は、酸化チタンコーティングをしたガラスは、ガラス面を見る角度によって、光が虹色に反射するからです。

ガラス面が虹色になると、本来は透明であってほしいガラスに色が発色してしまうことになります。あらかじめ、そのことを伝えておいて、ご了承を得ていたらいいのですが、その発色によって、クレームになる可能性があります。

ガラスの防汚コーティングには、光の屈折率が抑えられつつ親水性の高い、タングステン担持酸化チタンと言われる光触媒を使ったコーティング剤をご利用ください。

タングステン担持酸化チタンとは?

タングステン担持酸化チタンとは、アナターゼ酸化チタンの結晶表面に、酸化タングステンを結合した光触媒です。担持(たんじ)とは、「結合した」という意味です。

酸化チタンは紫外線が強く当たると、効果も高くなりますが、雨の日は紫外線量が少ないため、親水性が弱くなります。そこで、可視光でも親水性が得られやすいタングステンによって酸化チタン単体よりの親水性が高まります。

また、酸化チタンの表面にタングステンが担持されているので、光の屈折率が低くなり、ガラス面が虹色になりにくくなります。

「ならば、タングステンだけを使っても良いのでは?」と思われるかもしれませんが、タングステンだけだと汚れを分解する性質が弱いので、酸化チタンの分解力が求められます。そういったことで、ガラスの防汚にはタングステン担持酸化チタンが最適だと言えます。

バインダーの種類と性質

バインダーとは、酸化チタンコーティング剤に添加されている接着成分のことです。酸化チタンコーティング剤に使用されるバインダーは、主に次の2種類です。

  • アモルファス酸化チタン
  • フッ素樹脂

アモルファス酸化チタン

アモルファス酸化チタンとは、非結晶の酸化チタンのことです。ゾルゲル法と言われる製造法を使って、アナターゼ酸化チタンとアモルファス酸化チタンを水にゲル状に馴染ませて液剤を製造します。この製造法は、当時佐賀県窯業技術センターに所属されていた一ノ瀬博士が発見し特許取得されたものです。弊社では、一ノ瀬先生のお陰で光触媒コーティング液剤の開発ができました。

酸化チタンは紫外線が当たるとOHラジカルが発生し、それによって汚れを分解しますが、バインダーを分解する性質があります。アモルファス酸化チタンは、すでに酸化しているものですから、OHラジカルによって劣化することはありません。

フッ素樹脂

フッ素樹脂は、フライパンのテフロン加工で使われているような樹脂です。

フッ素樹脂は、炭素を含んだ樹脂ですから、OHラジカルによって酸化分解される恐れがあります。酸化分解されるということは、耐久性が弱いだけではありません。フッ素は健康に悪影響がある材質として知られているため、使用が制限される恐れがあります。

フッ素樹脂の中には、ナフィオンのように酸化チタンによる劣化に強い材質もありますが、アモルファス酸化チタンと比べて耐久性が劣ります。

酸化チタンコーティングに使用されるバインダーの種類によって、効果の持続期間が異なります。これはとても大切なことなので、後ほど解説します。

フッ素樹脂コーティングとの違い

外壁のフッ素樹脂コーティングは、フッ素の撥水性によって、水や汚れを弾いて汚れにくくするための施工です。酸化チタンコーティングは、水と馴染む親水性によって、汚れを浮かせて落とす施工です。

どちらも耐久性が高く、酸性雨や紫外線に強いです。

フッ素樹脂コーティングと酸化チタンコーティングの大きな差は、撥水性と親水性の差と、フッ素を利用するか、しないかの安全性です。

フッ素は毒性が高いことで知られている物質ですから、施工する従業員の健康と環境に配慮した施工をお求めの方は、バインダーにアモルファス酸化チタンを使った酸化チタンコーティングをお選びになると良いと思います。

屋外用光触媒コーティング剤(BX01)

屋外用光触媒コーティング剤(BX01)

イリス酸化チタンコーティング剤の製品名は、屋外用光触媒コーティング剤(BX01)です。

屋外用光触媒コーティング剤(BX01)は、成分として酸化チタン(アナターゼとアモルファス)と水だけの完全な無機塗料です。

塗布量は、1Lで50㎡、1㎡当たり20mLです。

品名屋外用光触媒コーティング剤
型番BX01
形状液体
成分光触媒酸化チタン
接着剤(バインダー)アモルファス酸化チタン
その他
pH弱塩基性
臭い無臭
塗装面積50m2/L~
塗装面の材質によって異なります。
サイズ(重量、容器)10L(約10kg、バロンボックス)
5L(約5kg、バロンボックス)
1L(約1kg、ボトル)
使用期限製造から1年以内
保管方法常温(5~30℃)の暗所にて保管。

屋外用光触媒コーティング剤(BX01)が塗布できる外壁の材質

屋外用光触媒コーティング剤(BX01)が塗布できる外壁の材質は、次の通りです。他の材質にて、塗布できるかどうかを知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

  • 窯業系サイディング
  • 樹脂系サイディング
  • タイル
  • コンクリートやモルタル
  • 石材
  • 漆喰
  • 土壁
  • ペンキ(看板も可)
  • 石膏ボード
  • 金属製外壁
  • 木材
  • レンガ
  • 光触媒塗料

先ほど、ガラス面には酸化チタンコーティングはしない方が良く、タングステン担持酸化チタンを使用することをお伝えしました。弊社のタングステン担持酸化チタンを使ったコーティング剤は、ガラス用光触媒コーティング剤(BTG01)です。

屋外用光触媒コーティング剤(BX01)の塗布方法

屋外用光触媒コーティング剤(BX01)の塗布方法は、ABAC(アバック)温風低圧塗装機というスプレー装置を用いて行います。

ABACは、ドイツのスプレー装置のメーカー名です。温風低圧塗装機とは、温風が吹き出るスプレー装置です。

次の写真は、ABAC温風低圧塗装機SG-91です。小型で扱いやすく、廉価な装置ですから、これから酸化チタンコーティング事業を始めたいという企業様におすすめです。本格的に事業化をしたい方は、送風量の大きいSG-2500をご利用ください。

ABAC温風低圧塗装機SG-91とスプレーガン

屋外用光触媒コーティング剤(BX01)を薄く均一に塗布する必要があるため、刷毛やローラーでは塗布ができません。

屋外用光触媒コーティング剤(BX01)の施工事例

施工してから20年後の事例写真をご覧ください。

駅舎の事例

次の事例は、鉄道のプラットフォームにある防壁です。酸化チタンコーティングをした表側は、20年後でも汚れが目立ちません。それに対して、北側の防壁には酸化チタンコーティングしていませんでしたが、汚れが目立ちます。これだけの差が出ます。

駅の外壁の光触媒コーティング塗装(20年経過)
駅の外壁の光触媒コーティング塗装(20年経過)

タイル外壁の事例

次の事例は、ヨットハーバーにあるタイル外壁の建物です。この建物は、テスト的に施工させていただいた建物です。建物の左右や四角い枠など、酸化チタンコーティングした箇所としていない箇所の差が一目でわかります。

ビルの外壁の光触媒コーティング塗装(10年経過)
ビルの外壁の光触媒コーティング塗装(10年経過)

漆喰外壁の事例

次の事例は、弊社の近くにある漆喰外壁の建物の事例です。20年以上経過しても、漆喰の白さを保っています。漆喰外壁は、汚れてしまっても高圧洗浄がしにくいので、酸化チタンコーティングがおすすめです。

漆喰を使った店舗の外壁に、光触媒コーティングをしてから、20年が経過した写真漆喰を使った店舗の外壁に、光触媒コーティングをしてから、20年が経過した写真

外壁のコケ防止には銅ドープ酸化チタンコーティング

外壁の防汚では、コケ防止(防苔、ぼうたい)が求められることもあります。外壁のコケ防止には、酸化チタンではなく、銅ドープ酸化チタンを用いた方が良い場合があります。外壁のカビ防止も同様です。

銅ドープ酸化チタンとは?

銅ドープ酸化チタン(銅担持酸化チタン)とは、アナターゼ酸化チタンの結晶表面に、酸化銅を結合させた光触媒です。「ドープ」とは、「添加した」とか「結合させた」という意味です。

酸化チタン単体では紫外線にのみ反応しますが、その表面に酸化銅を結合させることによって、紫色や青色、シアン色といった、目で見ることができる光にも反応してOHラジカルを発生させ、コケやコケの胞子を酸化分解することができます。

このように、目で見ることができる光のことを、可視光応答型光触媒といいます。コーティング剤として実用化されている可視光応答型光触媒は、銅ドープ酸化チタン以外もいくつかあります。主な種類としては、銅ドープ酸化チタンを含めて3種類です。

  • 窒素ドープ酸化チタン
  • 酸化タングステン

これらの中で、銅ドープ酸化チタンがもっとも効果が高いことで知られており、他の可視光応答型光触媒と比べて、10倍以上の効果の高さがあります。その理由は、酸化チタン結晶の表面に結合されたナノサイズの酸化銅が、補触媒としての高い効果を発揮し、コケやカビ菌の分解を促進させるからです。

銅ドープ酸化チタンは、もともと室内用として開発した光触媒ですが、外壁のコケ防止にも利用できます。

コケ防止に銅ドープ酸化チタンを用いる理由

コケ防止に銅ドープ酸化チタンを用いる理由は、コケが発生しやすい場所と言えば、北側の外壁や、建物が隣接した直射日光が当たりにくい外壁です。そういった外壁に酸化チタンコーティングをしても、太陽光が当たりませんから、紫外線量が少ないため、コケ防止ができません。

北側の外壁は紫外線が当たらないので酸化チタンではコケが発生する

それに対して銅ドープ酸化チタンは、可視光でもコケ防止ができるので、直射日光が当たらない外壁のコケ防止は、銅ドープ酸化チタンを利用すべきです。

もちろん、銅ドープ酸化チタンに十分に光が当たることが条件になりますが、紫外線が当たらなくてもコケ防止ができることは魅力です。

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)

銅ドープ酸化チタンを使ったイリスのコーティング剤は、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)です。

製品の名称は「屋内用」となっており、もともと「屋内でも効果がある光触媒コーティング剤」として開発しましたが、屋外用光触媒コーティング剤(BX01)と同様に外壁にも利用可能です。

塗布方法も、屋外用光触媒コーティング剤(BX01)と同じです。

品名屋内用光触媒コーティング剤
型番BX01-AB1
形状液体
成分光触媒銅ドープ酸化チタン
接着剤(バインダー)アモルファス酸化チタン
その他
pH弱塩基性
臭い無臭
塗装面積50m2/L~
塗装面の材質によって異なります。
サイズ(重量、容器)10L(約10kg、バロンボックス)
5L(約5kg、バロンボックス)
1L(約1kg、ボトル)
使用期限製造から1年以内
保管方法常温(5~30℃)の暗所にて保管。

酸化チタンコーティングによる劣化防止

先ほど、OHラジカルが酸化チタンコーティング剤に含まれるバインダーを劣化させ、耐久性が悪くなることを指摘しました。それと同様に、OHラジカルが外壁をも劣化させる恐れがあります。もちろん、その対策方法もあります。

酸化チタンコーティングによって外壁が劣化するとどうなるのか?

酸化チタンコーティングを行い、外壁が劣化してしまったら、次のような現象が起きます。

  • 色あせ
  • チョーキング
  • 細かなひび割れ
チョーキング

チョーキングとは、チョークの粉が付着したように、手で触ると白い粉が吹き出る現象のことです。

ペンキで描かれた看板が古くなると、白っぽく色あせます。その看板を手で触ると白くなることがあります。それがチョーキングです。

酸化チタンコーティングをしていなくても、これらの劣化は起きますが、酸化チタンの効果によって劣化が加速されます。

劣化が起こりやすい外壁の材質

劣化が起こりやすい外壁の材質は、樹脂を使った有機物の外壁です。石材や漆喰などの無機物の外壁は劣化しません。だたし、劣化しない材質の外壁であったとしても、表面に何かコーティングをしているものは劣化する場合があります。

劣化しやすい材質劣化しない材質
  • 樹脂系サイディング
  • ペンキなどの有機顔料
  • 木材
  • 窯業系サイディング
  • タイル
  • コンクリートやモルタル
  • 石材
  • 漆喰
  • 土壁
  • 石膏ボード
  • 金属製外壁
  • レンガ

だたし、劣化しない材質の外壁であったとしても、有機顔料が塗布されていたり、表面に何かコーティングをしているものは劣化する場合があります。

劣化防止剤の塗布

酸化チタンコーティングから外壁の劣化を防止する方法は、酸化チタンコーティング剤を塗布する前に、劣化防止剤(プライマー)を塗布します。

劣化防止剤が、外壁と酸化チタンが直接触れないようにするため、酸化チタンによって外壁が劣化することを防いでくれます。

劣化防止剤が酸化チタンコーティングによる外壁の劣化から守る

外壁が劣化しない材質の場合は、劣化防止剤を塗布する必要がありませんが、劣化するかどうかわからないときは、念のため劣化防止を行ってください。

劣化防止剤の開発は難しい

酸化チタンコーティングから外壁の劣化を守ってくれる劣化防止剤ですが、実は開発が難しいのです。

劣化防止剤にも、酸化チタンコーティング剤と同様にバインダーが添加されています。バインダーにアモルファス酸化チタンが使用されている場合、それが紫外線によってアナターゼ酸化チタンに変質することが知られています。

つまり、劣化防止剤が酸化チタンコーティング剤と同じ成分に変質し、外壁を劣化させてしまうのです。ちなみに、この変質を世界で初めて発見したのは弊社の技術スタッフです。

劣化防止剤は、そのような変質を防ぐために、いろいろな添加剤を混ぜています。その添加剤の組み合わせが難しいため、劣化防止剤の開発が難しいわけです。

劣化防止剤が必要ない酸化チタンコーティング剤に要注意

劣化防止剤の開発ができていないメーカーは、苦肉の策として、酸化チタンコーティング剤の酸化チタン添加量を少なくし、外壁の劣化が進みにくくしました。

そして、「劣化防止剤が必要ないので、劣化防止剤を塗布する時間を短縮できる」として、PRし始めたのです。

酸化チタンコーティング剤が、外壁を劣化させないということは、何を意味するのかと言いますと、それは「外壁に付着した汚れも分解しない」ということです。つまり、防汚効果が弱いのです。

外壁の汚れを防ぐために酸化チタンコーティングをするのですが、防汚効果が弱いのであれば、お客様からすると費用をかけて施工する意味が薄れてしまいます。

そのようなメーカーがある中で、イリスでは日本国内で初めて変質しにくい劣化防止剤の開発に成功しました。

屋外用プライマー(ASS01)

劣化防止剤、屋外用プライマー(ASS01)

屋外用光触媒コーティング剤(BX01)から外壁を守る劣化防止剤は、屋外用プライマー(ASS01)です。

屋外用プライマー(ASS01)は、屋外用光触媒コーティング剤(BX01)の劣化防止剤として開発したものです。

品名屋外用プライマー
型番ASS01
形状液体
成分アモルファス酸化チタン、水、界面活性剤、アルコール、シリカ
pH中性~弱塩基性
臭い無臭
塗装面積50m2/L~
(1平米当たり20mL以下)
塗装面の材質によって異なります。
サイズ
(重量、容器)
10L(約10kg、バロンボックス)
5L(約5kg、バロンボックス)
1L(約1kg、ボトル)
使用期限製造から1年以内
保管方法常温(5~30℃)の暗所にて保管。

塗布できる外壁の材質や塗布方法は、屋外用光触媒コーティング剤(BX01)と同じです。

酸化チタンコーティング剤を選ぶ場合は、それに付随する劣化防止剤を提供してくれるメーカーの製品を選ぶことが大切です。

コンクリート外壁の中性化防止

打ちっぱなしコンクリートの外壁に酸化チタンコーティングをする場合は、コンクリートの中性化を防止するためのプライマーを、あらかじめ塗布します。

酸化チタンの親水性による中性化

中性化とは、コンクリート内部が中性化していく劣化のことです。コンクリート内部はアルカリ性ですが、酸性雨などの影響で表面から少しずつ中性化していきます。

コンクリートが中性化すると、内部の鉄筋が錆びて、コンクリートにひび割れや浮きが発生し、外壁の強度が落ちてしまいます。鉄筋は、アルカリ性のコンクリートに囲まれているときは錆びることはありませんが、コンクリート内部が中性や酸性になると錆びてしまいます。

コンクリート外壁の表面に酸化チタンコーティングをすると、酸化チタンの親水性によって雨水を引き寄せてしまい、雨水がコンクリート内部にしみ込み、コンクリート外壁が中性化しやすくなります。

中性化を防ぐ方法

コンクリート用プライマー(セラミックプライマー)

コンクリート外壁の中性化を防止する方法として、酸化チタンコーティングをする前に、セラミックプライマーを塗布します。

弊社の製品は、コンクリート用プライマー(セラミックプライマー)という名称で販売しています。

セラミックプライマーは、水を弾く性質があり、またコンクリートの小さな孔を埋めてくれるので、コンクリート外壁に水がしみ込みにくくなります。

雨水が当たらない場所でも、セラミックプライマーを塗布することで、コンクリート外壁の耐久性が上がります。

セラミックプライマーの施工方法

セラミックプライマーの塗布は、ペイントローラーや刷毛で行います。コンクリート外壁が十分に乾燥している状態で塗布します。

塗布後の乾燥時間は、夏季で6時間、冬季で12時間、中間季は9時間です。セラミックプライマーを利用する場合は、乾燥時間が長くなるため、施工が2日以上に渡ります。

もし、乾燥中に雨が降りそうな場合は、ブルーシートを被せるなどして、雨水が当たらないようにします。

酸化チタンコーティング施工の流れ

酸化チタンコーティング施工の流れは、おおよそ次の手順で行います。

  1. 施工可否の判断
  2. 足場の設置(必要に応じて)
  3. 養生
  4. 外壁清掃
  5. 屋外用プライマー(ASS01)やセラミックプライマーの塗布
  6. 屋外用光触媒コーティング剤(BX01)の塗布
  7. 現場の復旧

施工可否の判断

酸化チタンコーティング施工は、次のような気候では行うことができません。

  • 雨の日
  • 気温が5℃以下の日
  • 風が強い日

雨の日は、外壁に塗布した液剤が流れ落ちてしまうからです。気温が5℃以下であれば、塗布した液剤が氷結して、正常にコーティング塗装ができない可能性があるからです。

風が強い日は、スプレーした液剤が風で流されてしまい、均一に塗布ができないからです。

酸化チタンコーティング施工は、晴れた日に、気温が5℃以上あり、風が無い日に行うようにしてください。

養生する箇所

養生とは、すでにご存じのことと思いますが、酸化チタンコーティング剤を塗布しない箇所や塗布してはいけない箇所に、ビニールシートやビニールテープで覆って保全する工程のことです。

養生をする箇所は、主に次の箇所です。

  • 窓ガラス
  • ポーチライトや防犯カメラ、屋外コンセントなどの電気機器
  • 外壁に近くに植わっている植物
  • 近隣の自動車やオートバイ、自転車など

窓ガラスに養生する理由は、窓ガラスが虹色になることを防ぐためです。窓ガラスの防汚コーティングには、タングステン担持酸化チタンを使うことをご説明いたしました。

電気機器を養生するのは、漏電を防ぐためです。植木や自動車などは、酸化チタンによって劣化を防ぐためです。

塗布方法

屋外用プライマー(ASS01)や屋外用光触媒コーティング剤(BX01)の塗布方法は、次の図のように上下左右の塗布を、それぞれ2セットずつ、合計4セット行います。

光触媒コーティング塗装するときのスプレーガンの操作。左右の塗装後に上下に塗装する。

乾燥時間は、夏は30分ほど、冬は2時間ほどです。まず屋外用プライマー(ASS01)を上下左右1セット塗布したら、乾燥時間だけ待ちます。乾燥したら2セット目を塗布します。その後に屋外用光触媒コーティング剤(BX01)の1セット目を塗布します。

季節乾燥時間
30分ほど
中間季1時間ほど
2時間ほど

「乾燥時間を待たないといけないから時間がもったいない」と思われるかもしれませんが、建物の外壁全周を塗布していると、2時間はあっという間に経過してしまうので、乾燥時間は気になりにくいと思います。

なお、セラミックプライマーの乾燥時間は、夏季が6時間、冬季が12時間です。

酸化チタンコーティング剤と光触媒塗料の比較

冒頭で少しご説明しましたが、光触媒塗料と言って酸化チタンを添加した塗料が市販されています。酸化チタンコーティング剤と光触媒塗料の比較を解説します。

光触媒塗料とは?

光触媒塗料とは、ペンキのような顔料が入った塗料に酸化チタンを添加した塗料のことです。光触媒塗料は、ABAC温風低圧塗装機のようなスプレー装置を用いなくても、刷毛やペイントローラーで塗布ができるので、光触媒塗料が手に入れば誰でも塗布できるメリットがあります。

そして、酸化チタンによって汚れにくいため、画期的だということで、2010年代に大手塗料メーカーで大々的にPRされ、何百種類という色の塗料が販売され、大小さまざまな工務店が導入した時期もありました。大手塗料メーカーとしても、既存の塗料に酸化チタンを添加するだけで、高い値段で売れるわけですから、ドル箱商品だったと思います。

ところが、今現在ではほとんど見かけることがなくなりました。その理由は、ここまで読み進めた方であれば、お察しのことでしょう。答えは、色あせです。

光触媒塗料で色あせが発生した事例

光触媒塗料が日本全国的に販売され始めたときに、弊社は冷ややかに成り行きを見ていました。案の定、2~3年で全国的に色あせのクレームが入ったわけです。

光触媒塗料には、顔料が添加されています。酸化チタンは汚れを分解してくれますが、有機顔料が使用されている場合、その顔料が酸化分解され、色あせが発生してしまいます。それが全国で発生したため、大手塗料メーカーでは大問題となりました。

その後、メーカーは色あせを一部補償するなどして、光触媒塗料から撤退していきました。

もちろん、光触媒塗料の中には無機顔料を使用しているものもあり、その光触媒塗料では色あせは発生しませんから、今でも一部塗料メーカーにて市販されているようです。ただし、外壁の色は無機顔料のみですから、限定されます。

とは言うものの、無機顔料を使用していても、樹脂成分を使っている光触媒塗料は、酸化チタンが樹脂を分解する性質も持っているので、ひび割れなどが起きやすいのではないかと思います。

光触媒塗料にコケが発生してクレームになった事例

さて、光触媒塗料にはもう一つのクレームがあり、大手工務店様から弊社にご相談があった事例をご紹介したいと思います。

大手工務店様が、光触媒塗料を訴求し、「外壁の美しさが10年以上保たれる」といったPRしましたが、施工から3年ほどでコケが発生してしまい、クレームになってしまったようです。そこで、「イリスの光触媒コーティング剤で対処できないか?」ということで、ご相談をいただきました。

先ほど、銅ドープ酸化チタンのところでご説明したように、酸化チタンは紫外線が当たらないと効果がありませんから、北側の外壁か隣接する建物の影になってコケが発生することがあります。確認すると、やはり北側の外壁にコケが発生してしまったようです。

銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング剤は、光触媒塗料の上に塗布することができるので、その施工をご提案させていただきました。

このように、光触媒塗料はクレームになりやすいというデメリットがあるため、導入は控えた方が良いと思います。

イリス酸化チタンコーティング施工の事業性

イリス酸化チタンコーティング剤を用いた施工は、高い効果と劣化防止、高い耐久性を兼ね備えた施工ができます。そのような高品質な施工を事業として始めることの事業性について解説いたします。

新規事業を始める場合、その事業性の確認は、一般的に次のポイントを検討します。もし、イリスと提携して新規事業として始めた方が良いと思われたら、弊社までご相談ください。

  1. 酸化チタンコーティングの市場規模
  2. イリス製品の市場優位性
  3. イリス製品を扱った事業の収益性
  4. 酸化チタンコーティング事業を始めるタイミングは良いか?
  5. 事業活動の永続性
  6. 御社の事業内容や経営理念と親和性があるか?

酸化チタンコーティングの市場性規模

酸化チタンコーティングは、光触媒塗料が大々的に売れたように、大きな市場があることがわかります。そして、光触媒塗料が一斉に撤退したため、市場がほぼ手つかずの状態です。

外壁の汚れを気にしている人の割合が、1年間に5%ほどいたとしましょう。この数字は、建物を建てて20年後に外壁が気になる計算です。そのうち、外壁塗装などの何らかの対策をしたいと考える人が30%ほどいたとして、その中から、酸化チタンコーティングを訴求されたら発注する人が10%いたと仮定します。

日本全国に一戸建ての数が3,300万戸あり、そのうちの5%の人が、毎年外壁が気になるので、毎年165万戸の潜在顧客がいます。その内、30%が何らかの施工をするとして、約50万戸ある計算です。そして、酸化チタンコーティングを訴求されたら施工する人が、その内の10%だとすると、毎年5万戸です。

仮に、一戸建ての外壁施工の単価が50万円だとすると、年間250億円の市場となる試算です。

さらに、ビルの外壁もあるし、窓ガラスの施工も合わせると、さらに市場規模が大きくなります。

イリス製品の市場優位性

先ほど解説したように、イリスでは劣化防止剤の開発に成功し、ましたから、酸化チタンコーティング剤は酸化チタンの添加量を抑える必要がないため、効果が高いものと自負しています。そして、さらに20年以上の施工実績があります。

他社製品は、光触媒塗料は論外として、劣化防止剤を開発できていないメーカーがほとんどですから、弊社製品は市場優位性が高いものと考えます。

また、銅ドープ酸化チタンの製造特許は弊社が所有しており、外壁のコケ防止・カビ防止ができることも高い優位性となります。

また、弊社にはタングステン担持酸化チタンを使ったガラス用光触媒コーティング剤(BTG01)、銅ドープ酸化チタンを使った屋内の抗菌・防汚コーティング用の屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)もあります。これまでご紹介しませんでしたが、自動車の車内用の車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)もあります。

弊社は、市場のニーズに合わせていろいろな光触媒コーティング剤などの製品を開発しています。このように、イリスは開発力が高いメーカーであると自負しています。

イリス製品を扱った事業の収益性

イリス製品は、大きな市場があり市場優位性も高いのですが、事業を初めて収益性が悪いのであれば、そのような事業はおすすめできません。

先ほど、例えば50万円ほどの施工を想定して市場規模を試算しましたが、50万円ほどの施工内容では、イリス製品の卸価格はおおよそ13万円です。その差額の粗利益は37万円となります。

50万円ほどの施工であれば、足場を組まないのであれば、施工に慣れている2人で1日もかからないほどの工数となります。この数字から、集客がしっかりできればどれくらいの利益が得られそうか、試算していただけたらと思います。

「集客をどうするのか?」ということですが、弊社の施工代理店になっていただけましたら、このホームページで貴社を紹介したり、ホームページ経由などでお問い合わせがあった酸化チタンコーティング施工の依頼を斡旋したりと、有償・無償のさまざまな集客支援を受けられます。

集客支援の内容は、後ほどご紹介します。

酸化チタンコーティング事業を始めるタイミングは良いか?

外壁が汚れてしまったら、外壁清掃や外壁リフォームといった補修を行うわけですが、材料費や人件費が年々上昇しており、それらの補修を躊躇する人が増えてきていると思います。手の届く高さの補修は手間がかかりませんが、足場を必要とする高い場所の補修は、さらにコストが高まります。足場が組まれている期間は、セキュリティの問題も出てくることでしょう。

酸化チタンコーティングを行えば、10~20年もメンテナンスフリーで外壁の美しさを保てるわけですから、その後に補修のための費用がかからなくなるので、住宅のライフサイクルコストを下げることにもつながるわけです。

酸化チタンコーティングは、市場規模が大きく「三方よし」のメリットがありますが、ほとんど手つかずです。そして、弊社ではこのホームページを通じて、酸化チタンコーティングを訴求しています。

その努力により、少しずつ酸化チタンコーティングの魅力が伝わり、施工依頼を頂けるようになりました。

これからもさらに訴求できるように、施策を継続していく予定です。そして、いずれは酸化チタンコーティングが当たり前のこととなる社会にしたいと考えています。

製品力やメリットがあるのですが、市場がまだほとんど無く、施工するお客様にとってもメリットが大きいです。その創世記とも言えるこのタイミグでの参入はいかがでしょうか?

事業活動の永続性

事業の永続性については、イリスがこれからも競合他社メーカーよりも優れた製品をリリースし続けられるように、また次代のリーダーを育成すべく尽力しているところです。

また、営業力の向上や財務体質の改善にも力を入れて、施工代理店様に高品質な製品を安定供給できる会社づくりをしています。

どういった業者さんに適しているか?

酸化チタンコーティング施工は、次のような業者様に適しています。

  • 外壁塗装業者
  • 外壁清掃業者
  • 外壁施工の工務店
  • 左官工事業者

また、銅ドープ酸化チタンを使った屋内の抗菌・防臭コーティング施工は、内装工事業者様やリフォーム業者様、ハウスクリーニング業者様に適しています。

そして、業種によっては繁忙期と閑散期がある場合があります。閑散期の収益を支えるための新規事業としても適しています。本業が繁忙期のときは、施工を受注しなければ良いからです。

もし、経営理念の中に「人々の住環境を守りたい」といったものがあれば、イリス酸化チタンコーティング剤をはじめとする光触媒コーティング製品がお役に立ちます。

イリス業務用製品の購入方法と施工代理店

イリス業務用製品の購入方法について解説します。購入方法は、施工代理店になることですが、施工代理店になると、イリス製品を卸価格で購入できたり、営業支援を受けられたりと、さまざまなメリットがあります。

イリス業務用製品の購入条件

イリス業務用製品の購入条件とは、施工代理店になっていただくことです。施工代理店になるための基本条件は

  • イリス光触媒コーティング剤を施工できる技術者が所属している組織であること
  • 光触媒コーティング剤の施工機材(ABAC温風低圧塗装機など)を所有していること

要するに、施工機材を持ち、施工できる技術をお持ちであることです。

施工機材は、主にABAC温風低圧塗装機ですが、スタートアップではABAC温風低圧塗装機SG-91がおすすめです。このスプレー装置やその備品などは、弊社でも販売していますが、別の業者から購入していただいてもかまいません。使用するノズルは、φ0.3mmとφ0.5mmです。

もし、すでにABAC温風低圧塗装機をお持ちであれば、光触媒コーティング剤専用のスプレーガンとφ0.3mmとφ0.5mmの小口径ノズルをご購入ください。光触媒コーティングは、別の塗料と少しでも混ざってしまうと、劣化する恐れがあるからです。

施工技術の習得は、有償となりますが、弊社にて施工講習会を開催しています。

イリス業務用製品の施工方法が学べる施工講習会

弊社では、イリス業務用製品の施工方法が学べる施工講習会を不定期に開催しています。開催場所は、御社のオフィス(座学)や倉庫(施工実習)などで行います。

弊社の技術スタッフ、もしくは施工代理店のベテラン技術者が伺い、光触媒の基礎知識から営業の仕方まで、御社からの質問を交えながら、わかりやすくお教えします。施工講習会の期間は、2日間になります。

講習会でお教えする内容は、技量に応じてカスタマイズしますが、座学と実習にて、主に次のことをお教えしています。

  • 光触媒の基礎知識
  • 光触媒コーティング剤の取扱方
  • ABAC温風低圧塗装機の使い方
  • 施工での注意点やクレームになるポイントと対処法
  • 酸化チタンコーティング施工の方法
  • 見積もりや受注の仕方

ご受講人数は、何人お受けになられてもかまいません。ご受講人数に合わせて、講師やレンタルABACをご用意いたします。

施工代理店になるまでの初期費用は、ABAC温風低圧塗装機SG-91光触媒コーティング施工セット1件、施工方法を練習するための光触媒コーティング剤や洗浄液、施工講習会の費用などを合わせて、80~100万円ほどです。

これだけの初期費用で新規事業を始めることができます。

施工代理店のメリット

施工講習会で施工技術を習得していただけましたら、施工代理店にご登録いただけます。施工代理店になると、次のようなメリットがあります。

  • イリスの全製品を卸価格で購入できる
  • 施工技術や営業での相談が受けられる
  • 施工依頼の斡旋がある
  • チラシのデザインなどの営業ツールの提供が受けられる(チラシの作成は有償)
  • ホームページの改善提案をしてもらえる(修正やページ追加、画像作成などは有償)
  • イリス製品(光触媒コーティング剤や光触媒スプレー商品)の再販ができる
  • 見積書や契約書のフォーマット提供

施工依頼の斡旋や営業ツールの提供は魅力的かと思います。このホームページを経由して、よく施工のお問い合わせをいただきますが、お客様の場所に近い施工代理店様に斡旋するようにしています。

お問い合わせから施工代理店になるまでの流れ

お問い合わせから施工代理店になるまでの流れは、次の通りです。

  1. まず「光触媒コーティング施工代理店募集のご案内」ページをご覧いただき、「施工代理店ご提案資料(無料)の請求」ページより、資料請求をなさってください
  2. 弊社よりご連絡をさせていただき、必要に応じて企業向け無料説明会(オンライン可)を開催いたします。
  3. 有償となりますが、ご希望の方にテスト施工を行っています。イリス製品の効果の高さをお確かめください。
  4. 御社の施工技量や施工機材の確認をさせていただきます。まったくの素人の方でも、施工講習会で丁寧にお教えするので問題ございません。
  5. ABAC温風低圧塗装機や施工講習会などの見積もりをお出しします。見積もりや契約内容にご納得いただけましたら、ご契約ください。
  6. 代金のお振込みを確認しましたら、ABAC温風低圧塗装機と液剤がセットになった、施工スタートパックを送付いたします。
  7. 施工講習会をご受講いただきます。開催場所は基本的に御社になります。
  8. 施工代理店登録をいたします。このホームページにも御社の名前が掲載されます。登録料は無料です。

この後は、必要機材をそろえ、営業をして、施工を行います。社長や従業員の方々の住宅に施工をするなどして施工の感覚をつかみ、実績を積んでおいてください。初めて見積もりを出すときは、見積もり内容に不備がないか確認したいので、何度かは弊社までご相談ください。

以上、イリス酸化チタンコーティング剤を使った事業の始め方を解説いたしました。

酸化チタンコーティングは、外壁の防汚用として最適です。しかし、紫外線が当たらない場所のコケ防止は、銅ドープ酸化チタンを使うべきです。イリスでは、その両方に対応しています。また、酸化チタンコーティングで外壁が劣化する場合があります。その防止策として劣化防止剤を誤用しています。

このような高品質で多様な光触媒コーティング剤を使った施工は、とても大きな市場があり、ほとんど手つかずになっています。その理由は、他社製品によってたくさんのクレームがあったからです。しかし、イリスでは効果が高くお客様から喜ばれる製品の開発に成功しました。その製品でもって、光触媒を当たり前のように導入する時代をつくっていきたいと考えています。

少し長くなってしまいましたが、これらの内容を、お問い合わせいただいた方に資料を使って、企業向け無料説明会(オンライン可)を開催しています。

酸化チタンコーティングを新規事業として取り入れたいとお考えの企業様で、効果の高い製品をお求めの方は、ぜひイリス業務用製品をご検討ください。

御社からのご連絡をお待ちしております。

酸化チタンコーティング剤や施工技術のご相談は、お電話、またはお問い合わせフォームで

お問い合わせフォーム

この記事の著者/責任者

島田幸一

株式会社イリス 代表取締役
島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

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