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消臭スプレー「汗臭ゼロ」によるイソ吉草酸を分解消臭のメカニズム

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「汗臭ゼロ」が効果的な理由
消臭スプレー「汗臭ゼロ」によるイソ吉草酸を分解消臭のメカニズム

汗のシーズンになると、汗の匂いが気になる方は多いと思います。

衣類などの汗の匂い物質には、いろいろな種類がありますが、その中でイソ吉草酸というものもあります。

イソ吉草酸(3-メチルブタン酸)の匂いは、足の匂いやチーズの匂い、納豆の匂いと言われます。

真夏に、オートバイの運転で長時間ヘルメットをかぶって運転していると、ヘルメットを脱いだときに、「納豆のような匂いがする」と感じることもあります。それも、汗によって細菌が活動して、イソ吉草酸などの匂い物質が発生しています。

この記事では、イソ吉草酸を酸化分解で消臭するスプレー「汗臭ゼロ」の成分や効果について、銅ドープ酸化チタンと中和消臭剤、次亜塩素酸との比較などを解説します。イソ吉草酸の匂いの消臭なら、イリスにお任せください。

成分光触媒:銅ドープ酸化チタン
その他:水
内容量200mL
香り無香料
アルコール不使用
価格1,980円(税込)
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イソ吉草酸の発生原因

イソ吉草酸の発生原因は、汗の水分によって細菌が活発に繁殖することです。細菌は汗や皮脂、古い角質などを餌として繁殖します。汗による水分があると活発に活動します。

靴を履いている足の指やヘルメットをずっと被っている頭皮など、細菌が繁殖してイソ吉草酸が発生しやすい状態になります。

イソ吉草酸の匂いを抑制したい場合には、イソ吉草酸を除去するだけでなく、できれば細菌の活動を抑制する(抗菌する)ことが大切です。

イソ吉草酸を分解消臭できる
消臭スプレー「汗臭ゼロ」とは?

イソ吉草酸の分解消臭ができる消臭スプレー「汗臭ゼロ」の魅力をご紹介したいと思います。

有効成分銅ドープ酸化チタンによるダブル消臭

消臭スプレー「汗臭ゼロ」に使用している有効成分は、銅ドープ酸化チタンと言われる光触媒です。

銅ドープ酸化チタンに、匂い物質であるイソ吉草酸が触れると、イソ吉草酸を酸化分解し、最終的に水や二酸化炭素といった無臭の成分に分解してくれます。この消臭方法を、分解消臭といいます。

また、銅ドープ酸化チタンに細菌が触れると、細菌の表面にある粘膜や突起、細胞壁などを酸化分解し、細菌の活動を抑制したり死滅したりします。これによりイソ吉草酸を発生させる細菌の増殖を抑えることができます。この消臭方法を抗菌消臭といいます。

汗臭ゼロは、分解消臭と抗菌消臭のダブル消臭によって、イソ吉草酸の匂いを消臭できます。

銅ドープ酸化チタンによる分解プロセス

銅ドープ酸化チタンがイソ吉草酸や細菌を分解するメカニズムについて、もう少し詳しく解説します。次の図をご覧ください。

銅ドープ酸化チタンがイソ吉草酸や細菌を酸化分解して消臭

銅ドープ酸化チタンに光が当たると、銅ドープ酸化チタンの表面に電子が発生します。この電子が酸素や水と反応してOHラジカルと言われる、酸素と水素が1つずつくっついた物質になります。OHラジカルは強い酸化力を持った活性酸素です。これが、イソ吉草酸や細菌にくっついて酸化させてしまいます。

OHラジカルがそれらを酸化させていき、最終的に水や二酸化炭素になります。

砂山の頂上から水を流すと、少しずつ砂山が崩れていきますが、これと同じように、銅ドープ酸化チタンからOHラジカルが発生し続け、イソ吉草酸や細菌を少しずつ分解していきます。

銅ドープ酸化チタンは室内の光でも高い消臭効果を発揮

少し余談になりますが、光触媒と言ってもいろいろな種類があります。銅ドープ酸化チタンは、光触媒の一種です。

光触媒は、種類によって効果の高さや、どのような種類の光が当たると効果が出るのかが異なります。

一般的によく利用されている安価な光触媒の種類は、直射日光が当たらないと、ほとんど効果がありません。ところが、銅ドープ酸化チタンは蛍光灯やLEDの光でも高い消臭力を発揮します。

後ほどご説明しますが、銅ドープ酸化チタンは光が当たっていなくても、消臭力があります。

汗臭ゼロの消臭効果の持続力

銅ドープ酸化チタンは、OHラジカルを発生させ、イソ吉草酸や細菌を酸化分解してくれますが、それらを酸化分解しても、銅ドープ酸化チタン自体はそのまま残り続けます。つまり、銅ドープ酸化チタンは光が当たり続けることで、半永久的に分解消臭や抗菌消臭を続けてくれます。

そのような性質を持つ銅ドープ酸化チタンを使った、世界初の衣類専用の消臭スプレーが「汗臭ゼロ」です。

朝、衣類に汗臭ゼロをスプレーしておくと、衣類の汗の匂いを一日中消臭し続けてくれます。

銅ドープ酸化チタンは光が当たらなくても消臭できます

光触媒(ひかりしょくばい)とは、光が当たるとOHラジカルが発生して消臭ができる成分の総称です。銅ドープ酸化チタンも光触媒の一種です。

一般的には、「光触媒は光が当たらないと消臭ができない」「イソ吉草酸や細菌を分解できない」と言われています。その通りです。

ところが、光触媒の中で唯一、銅ドープ酸化チタンだけが光が当たっていなくても消臭が可能なのです。

その理由は、弊社でも原因は詳細に判っていませんが、おそらく銅ドープ酸化チタンの「ナノサイズの酸化銅」が、光が当たっていなくても触媒効果を発揮しているためと思われます。

銅ドープ酸化チタンとは、ナノサイズのアナターゼ酸化チタン結晶の表面に酸化銅を結合させた微粒子です。アナターゼ酸化チタンの表面にくっついた酸化銅は、ブラシの毛のように出ており、ナノサイズの酸化銅として存在しているものと考えます。ナノサイズの酸化銅は触媒効果を発揮することが知られており、それによって光が当たらなくても匂いを分解できます。

ただし、銅ドープ酸化チタンは、光が当たらなくても消臭ができますが、光が当たった方が高い消臭力が得られます。

分解消臭と中和消臭との違い

イソ吉草酸の消臭方法には、分解消臭と中和消臭があります。分解消臭は、先ほど解説したように、光触媒などによって分解する消臭方法です。

中和消臭とは?

中和消臭とは、pH(ペーハー)を中性にして消臭する方法です。pHとは、小学生や中学生のときに理科で習った、酸性やアルカリ性の状態のことです。pHの数値が7のときが中性です。数値が小さいと酸性、大きいとアルカリ性です。

イソ吉草酸は、「酸」ですからpHは酸性です。イソ吉草酸にアルカリ性の成分を混ぜると、中性になり、消臭することができます。このようにpHを調整して消臭する方法を、中和消臭といいます。また、中和消臭ができる液剤のことを、中和消臭剤といいます。

イソ吉草酸の消臭には、アルカリ性の消臭スプレーを利用すると良いと思います。ただし、皮膚科クリニックのホームページ「多汗症について解説します」によると、「肌がアルカリ性になると細菌が発生しやすくなる」とあります。皮膚に触れるものにアルカリ性のスプレーをすることは良いのかどうか疑問です。

分解消臭と中和消臭のどちらが良い?

中和消臭のメリットは、匂いを一瞬で消臭できることです。イソ吉草酸にアルカリ性のものをスプレーすると、一瞬でpHが変わり、一瞬で消臭できます。中和消臭のデメリットは、消臭をしたら有効成分が無くなってしまうことです。また、細菌の抗菌もできないというデメリットがあります。

中和消臭の特徴は、「一瞬で消臭をするが消臭力が持続しない」です。

それに対して、銅ドープ酸化チタンによる分解消臭の特徴は、「少しずつ分解していき、細菌も分解できる。しかも効果が持続する」です。

どちらが良いのかは、消臭をしたいと思う状況によります。すぐに消臭したいのであれば、中和消臭剤の利用がおすすめです。朝のお出かけ前にスプレーして、一日中消臭し続けるのであれば、銅ドープ酸化チタンによる分解消臭・抗菌消臭がおすすめです。

銅ドープ酸化チタンと次亜塩素酸水との違い

次亜塩素酸水とは、分解消臭ができる塩素系の液剤のことです。漂白剤で有名な次亜塩素酸ナトリウムとは異なり、身体に安全な消臭剤です。

次亜塩素酸による分解消臭と除菌消臭

次亜塩素酸は、銅ドープ酸化チタンのように匂い物質を分解消臭します。また、細菌も分解することができるので、除菌消臭もできます。

ここで、銅ドープ酸化チタンは「抗菌消臭」、次亜塩素酸は「除菌消臭」という具合に、少し消臭方法の名称が異なります。

抗菌消臭は、細菌の数が増えないようにして消臭をする方法でした。どちらかと言えば、消臭と言うよりは防臭と言った方が良いかもしれません。それに対して除菌消臭とは、細菌の数を減らして消臭をすることです。

次亜塩素酸は、細菌を分解したら成分が変性してしまうので、それ以上除菌をすることができなくなります。すると、次亜塩素酸を使用してそのまま放置していると、細菌の数がまた増えてしまって、匂いが出てくることがあります。つまり、除菌はできるのですが抗菌はできません。

銅ドープ酸化チタンでも除菌消臭が可能

では、銅ドープ酸化チタンは抗菌ができることをお伝えしましたが、除菌はできないのでしょうか?

次の図をご覧ください。次の図は、清掃用のイソプロピルアルコールと銅ドープ酸化チタンを使った消臭スプレー「アキュートクリーン」の液剤とで、除菌力と抗菌力を比較したものです。汗臭ゼロは、アキュートクリーンとほとんど同じ液剤です。

イソプロピルアルコール(IPA)とアキュートクリーンのATP量(生物汚れの量)比較

イソプロピルアルコールと銅ドープ酸化チタンは、どちらもスプレーすると細菌の数が減っています。どちらも除菌ができています。どちらの方が除菌力が高いのかと言えば、銅ドープ酸化チタンの方が細菌の数が減っているので除菌力が高いと言えます。

その後を見てみましょう。イソプロピルアルコールは、細菌の数が増えています。これは、スプレーした直後は除菌はできていますが、すぐに蒸発していってしまうので、その後は細菌の数が増えてしまい、抗菌はできていません。

それに対して銅ドープ酸化チタンは、細菌を酸化分解しても、銅ドープ酸化チタンの触媒効果は失われませんから、除菌だけでなく抗菌もできています

銅ドープ酸化チタンは、分解消臭、抗菌消臭、除菌消臭の3つの消臭ができるわけです。

汗臭ゼロのご利用シーン

汗臭ゼロは、衣類の消臭用に開発した、銅ドープ酸化チタンを利用した消臭スプレーです。次のような匂いの消臭に向いています。

  • 脇汗の匂いの消臭(インナーや汗取りパッドなどのトリメチルアミンやアンモニア等の匂い)
  • 加齢臭の消臭(Tシャツやジャケットなどの2-ノネナールの匂い)
  • スポーツウェアやスポーツシューズ、カバンの中の匂いの消臭
  • 衣類の生乾き臭の消臭
  • 靴下の消臭
  • ブーツの消臭
  • オートバイのヘルメットやライダーブーツの消臭
  • 工事現場のヘルメットや安全靴、軍足などの消臭
  • 布団やソファーの消臭
  • 寝袋やテントの消臭

他にも、布巾やテーブルの抗菌にもご利用いただけます。細菌が原因で発生する臭いや、皮脂による匂いの消臭もできます。

靴の匂いの消臭エピソード

都内にお住まいのF様は、不動産の営業で外回りをしている娘さんがいました。夏になると、お母さんは帰宅後の靴の匂いに困っていました。

靴を脱いだら、その靴から立ち込める悪臭によって、玄関全体の悪臭の原因になっていたようです。娘さんも、その匂いを気にしていました。帰宅したら、すぐに靴下を履き替えたり、お風呂に入ったりしていました。

ある日の夜、娘さんがいつものように20時頃に帰宅し、お風呂に入っている間に、汗臭ゼロを靴の中にたっぷりスプレーし、玄関にもスプレーしました。

スプレーしてから10分もすると、玄関の匂いが半減し、30分もすると匂いが気にならなくなったようです。玄関の薄暗い蛍光灯をしばらく点灯させていたそうで、その薄暗い光でも十分に消臭ができたようです。

その後は、定期的に靴の中に汗臭ゼロをスプレーし、夏は靴下が乾いたら汗臭ゼロをスプレーしているそうです。その後は、足の匂いがあまり気にならなくなったそうです。

汗臭ゼロに使用している液剤のOEM提供

消臭スプレー「汗臭ゼロ」に使用している液剤は、OEM提供しています。汗臭ゼロを大量にご利用になられたい企業様、汗臭ゼロを独自ブランドで販売したい企業様向けに、汗臭ゼロのOEMをご利用ください。

OEM契約の前に汗臭ゼロの試験をしたい方は、液剤無料サンプルをご提供しています。お気軽にご相談ください。OEMについては、「光触媒製品OEM製造」もご覧ください。

液剤無料サンプルや見積もりをお求めの方は、お問い合わせフォームにて、「汗臭ゼロのOME提供を検討したいので、液剤無料サンプルと見積もりがほしい」とご連絡をください。

液剤サンプルのご提供は、企業様に限らせていただきます。個人の方はお断りしていますので、ご了承ください。

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この記事の著者/責任者

島田幸一

株式会社イリス 代表取締役
島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

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