屋外用光触媒コーティング剤（BX01）

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）の概要

製品形状

屋外用光触媒コーティング剤の効果

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）は、直射日光に反応して触媒の効果を発揮する酸化チタン光触媒を使った製品です。塗装箇所に次の効果を付与することができます。

• 防汚（セルフクリーニング）
• 防カビ
• コケ防止
• 化学物質（有機化合物）の分解

製品の特長

塗装できる材質や箇所

• 金属製の外壁
• タイル
• コンクリートやモルタル（打ちっぱなし）
• ペンキ（看板や外壁、サイディング）
• 土壁や石壁
• 漆喰
• 石膏ボード
• アスファルト

ペンキなどの有機物に塗装する場合は、下地を守る下地剤「屋外用プライマー（ASS01）」との併用が必要です。その他、塗装ができるかのご確認は、弊社までご相談ください。

主な用途

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）の使用場所は、直射日光の当たらない場所にもご利用いただけます。

屋外の光触媒コーティング施工事例

駅舎の外壁

ビルの外壁

屋外用光触媒コーティング剤の施工方法や注意点

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）の塗装方法は、ABAC温風低圧塗装機と光触媒コーティング剤専用スプレーノズル（ノズル口径φ0.3mm～φ0.5mm）を用いることを推奨します。正しく均一に塗装することがコツです。

光触媒コーティング剤を正しく塗装する方法を習得したい方は、弊社開催の施工講習会にご参加ください。また、ABAC温風低圧塗装機や光触媒コーティング剤専用のスプレーノズル、ABAC製品のオプション品などは、弊社でも販売しております。詳しくは光触媒コーティング塗装機材をご覧ください。。SG-91の詳細は、ABAC温風低圧塗装機SG-91光触媒塗装セットをご覧ください。

光触媒コーティング剤の取り扱いに関する注意事項

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）の保管や施工時の取り扱いは、次のことにご注意ください。

• 製品の劣化を防ぐため、光触媒コーティング剤の保管や運搬、ご使用は、必ず常温（5～30℃）にて行ってください。特に薬剤が凍る場所では、性能が劣化するのでご注意ください。保管は暗所にてお願いします。
• 塗装作業は、光触媒コーティング施工技術者、もしくは光触媒コーティング施工技術者から正しい施工方法を教わった方が行ってください。
• 塗装面が湿気ているときは、しっかり乾燥させてから塗装してください。
• 塗装時は光触媒コーティング剤が飛散するので、あらかじめ光触媒コーティング剤が付着してはいけない場所を養生シートなどで養生してください。
• 塗装には、ABAC温風低圧塗装機、もしくはそれと同等以上の性能を持つ塗装機、ならびに光触媒コーティング剤専用ノズルを使用してください。
• 塗装作業時は、念のため防塵マスクや防塵メガネを着用してください。

業務用製品の価格

施工代理店には、弊社業務用製品の価格表をお渡ししております。

なお、原材料の価格変動によって、屋外用光触媒コーティング剤（BX01）の価格が変わることがございます。価格が変わるときには、あらかじめご連絡いたします。

業務用製品のご購入について

ガラス用光触媒コーティング剤（BX01）などの業務用製品のご購入についてご説明いたします。

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）
よくあるご質問Q＆A

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）を塗装すると、どのような効果が得られますか？

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）を塗装した箇所に光触媒が定着し、防汚や防カビ、化学物質（有機化合物）の分解などの効果が得られます。

使用期限はありますか？

ございます。正しい保管方法にて保管した場合は、製造日から1年です。1年を過ぎますと光触媒の性能には問題がありませんが、塗膜のムラ等が発生する可能性があるので、ご使用はご遠慮頂いております。正しい保管方法は、上記の「光触媒コーティング剤の取り扱いに関する注意事項」をご覧ください。

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）と他社製品の違いを教えてください。

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）と他社製品の違いは、光触媒の効果の高さと耐久性です。他社製品では、下地保護の技術がないために効果の弱い光触媒を使用しているものもありますが、弊社製品は屋外用プライマー（ASS01）との併用で光触媒の効果を引き出します。また、耐久性については、他社製品では1～3年ごとに塗装し直さないといけないものが多い中、弊社の製品は10年以上の耐久性があります。

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）を塗装した箇所を、高圧洗浄機で清掃しても大丈夫でしょうか？

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）は、外壁に強固に定着するので、高圧洗浄機で清掃しても、光触媒コーティング塗装が剥がれることはございません。

1Lでどれくらいの面積を塗装することができますか？

1Lに対して、50m²の塗装が目安量です。

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）を室内に使用しても良いでしょうか？

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）は、紫外線の多い屋外で光触媒の効果が最大化されるように調合されているので、室内に使用した場合には効果が得られないと思われます。室内の光触媒コーティングは、屋内用光触媒コーティング剤（BX01-AB1）をご利用ください。

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）の塗装方法を教えてもらえないでしょうか？

塗装方法の概要はコラム「屋外用光触媒コーティング剤BX01の塗装方法や注意点」をご覧ください。また、本格的に塗装方法を学びたい方は、弊社開催の施工講習会にぜひご参加ください。

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）を施工代理店から購入しても良いでしょうか？

施工代理店からご購入いただいてかまいません。定期的に購入し卸販売をしたい場合は、弊社の販売代理店に申請をお願いします。サンプルが必要な方は、1Lボトルのものを弊社からご購入いただけます。

屋外用光触媒コーティング剤のOEM製造やODM製造をしていますか？

OEM製造の対応は内容にもよります。ODM製造は対応させていただきます。どのような製品の開発をお考えなのか、お気軽にご相談ください。例えば、「このような場所に光触媒コーティングできないか？」「このような屋外用光触媒コーティング剤を開発してもらいたい」などといったご要望をお聞かせください。

外装用光触媒コーティング剤ならイリス

屋外用光触媒コーティング剤（BX01）は、ナノサイズの酸化チタンを用いた外装用の光触媒コーティング剤です。アナターゼとアモルファスの酸化チタンの調合で、光触媒の効果を出しつつ外装に強固に定着させることに成功しました。

外装用の光触媒コーティング剤を開発している企業は多いですが、効果と耐久性が両立した製品はあまり存在しないことが現状です。弊社製品は効果と耐久性の両立を常に研究しており、屋外用光触媒コーティング剤（BX01）を塗装した外壁では、10年どころか20年経過しても汚れが目立っていない物件もございます。

光触媒の効果が高く耐久性のある外装用の光触媒コーティング剤をお探しの企業様は、ぜひ屋外用光触媒コーティング剤（BX01）をご検討ください。また、外装の光触媒コーティングを事業として取り入れたい企業様も、弊社までお気軽にご相談ください。

弊社では、光触媒コーティング施工技術者や施工代理店の育成にも力を入れています。弊社が随時開催している施工技術講習会では、屋外用光触媒コーティング剤（BX01）を始め、内装やガラスの光触媒コーティングの施工方法もお教えしております。

光触媒コーティングのことなら、イリスにお気軽にご相談ください。