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屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)

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屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の概要

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)ボトル
品名屋内用光触媒コーティング剤
型番BX01-AB1
形状液体
成分光触媒酸化チタン(アナターゼ)
接着剤(バインダー)酸化チタン(アモルファス)
その他銅、水
pH弱塩基性
臭い無臭
塗装面積50m2/L
サイズ
(重量、容器)
10L(約10kg、バロンボックス)
5L(約5kg、バロンボックス)
1L(約1kg、ボトル)
使用期限製造から1年以内
保管方法常温(5~30℃)の暗所にて保管。

製品形状

  • 屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)ボトル
    屋内用光触媒コーティング剤
    (BX01-AB1)ボトル
  • 屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)バロンボックス
    屋内用光触媒コーティング剤
    (BX01-AB1)バロンボックス

屋内用光触媒コーティング剤の効果

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、可視光応答型光触媒「銅ドープ酸化チタン」を用いた製品です。塗装箇所に次の効果を付与することができます。

  • 除菌
  • 消臭
  • 防カビ
  • 化学物質(有機化合物)の分解
  • 有機物の分解
  • コケ防止(直射日光が当たらないジメジメした外壁への塗装)
屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)に使われている銅ドープ酸化チタンの光活性と用途

製品の特長

  • 99%除菌
    蛍光灯30分で99%除菌
  • クリア塗装
    クリア塗装
  • 10年の耐久性
    10年の耐久性

蛍光灯30分で99%除菌

本製品は、光触媒の酸化チタン(アナターゼ)をベースとして、その効果を補うために銅を添加しています。それにより、酸化チタンだけではほとんど得られなかった、可視光での光触媒効果を持たせています。弊社は、銅を添加した酸化チタンの効果を、世界で初めて発見しました。

さらには、暗い場所でも光触媒効果が発揮されるので、地下室や押し入れの中といった場所でも、除菌や防カビができます。

クリア塗装

クリア塗装とは、透明な塗装のことです。屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、正しく施工すれば、クリア塗装で光の弱い室内空間でも光触媒の効果が発揮されます。屋内の色物や柄物に塗装しても、装飾性を損なうことなく、ほとんどあらゆる内装にご利用いただけます。

10年の耐久性

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、塗装面に定着しやすいので、耐久性が高く、光触媒の効果が10年継続します。そのため、毎年の塗り直しは必要なく、メンテナンスフリーで除菌・防カビ・消臭・化学物質分解効果が得られます。

10年という耐久性は、加速劣化試験ではなく、実際に塗装してから10以上年経過した箇所にて、光触媒の効果を失っていないことを目視で確認した年数です。

塗装できる材質や箇所

  • 木材(無垢材や集成材)
  • 布製品(ソファーやカーテン、椅子、クッション、カーペット、マット、布団など)
  • ウレタン(お風呂や洗面台、エアコン・空気清浄機・サーキュレーターなどのフィルター)
  • 不織布(大型空調機のフィルターなど)
  • メラミン樹脂(キッチンパネルなど)
  • 紙(クロスなど)
  • ステンレス(キッチンや厨房の機器、水質浄化装置)
  • ペンキの塗装面
  • 石膏ボード(システム天井など)
  • 防炎カーテンや難燃カーテン
  • 観葉植物(造花)

ガラスや鏡、鏡面加工された製品、ニスが塗られた箇所への塗装は、ガラス用光触媒コーティング剤(BTG01)をご利用ください。プラスチックへの塗装は、プラスチック用光触媒コーティング剤があるので、その製品をご利用ください。

ソファーや椅子などの皮製品に塗装する場合は、特に黒色の革製品は、光触媒コーティング剤の色が目立ちやすいので、車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)をご利用ください。人工大理石に塗装する場合も同様に、石材用光触媒コーティング剤(BXM01)をご利用ください。

直射日光が当たる場所では、光触媒から下地を守る下地剤「屋内用プライマー(AS01)」との併用が必要です。

その他、塗装ができるかのご確認は、弊社までご相談ください。

主な用途

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の使用場所は、直射日光の当たらない屋内全般や暗い場所でもご利用いただけます。

一般のご家庭への塗装

  • 一般家庭の室内や押し入れ、クローゼット、お風呂や洗面室など、カビの発生が気になる箇所の防カビ
  • 地下室、窓のないロフトなど、暗くて湿気がこもったり結露したりするような、カビが発生しやすい箇所の防カビ
  • キッチンやリビング、トイレなどの除菌や消臭
  • 布製のソファーやカーテンなどの臭いを防止したい箇所の防臭
  • 押し入れや下駄箱の中、ブーツの中などの、臭いが気になる暗所の防臭
  • 室内でペットを飼っているご家庭でのペットトイレや、オシッコをした箇所の除菌や消臭
  • 新築のマンションや一戸建て、家具などのホルムアルデヒドやトルエンなどのシックハウス症候群の原因とされる有機化合物(VOC)の分解・除去
  • お子様部屋の除菌やウイルス対策
  • ご自宅で介護されている方の臭い対策
  • 普段利用しない別荘のカビ対策、臭い対策
  • 山の中にあるコテージや小屋の外壁のコケ防止

賃貸物件への塗装

  • 壁紙の経年による汚れを防止したい箇所
  • システムバスや窓のないロフトなどの湿気がたまり結露しやすい場所の防カビ
  • キッチンや部屋にこびりついたタバコやスパイスなどの強い臭いの消臭
  • トイレの除菌・消臭
  • 特殊清掃後でも臭いが消えない場合の消臭

商業施設への塗装

  • ホテルや旅館などの部屋や食堂、廊下、手すり、トイレ、バスルーム、シャワーカーテンなどの除菌・消臭
  • 飲食店やホテルなどのテーブルや椅子、厨房の除菌・消臭
  • スーパーマーケットの買い物かごやカート、厨房の除菌
  • フィットネスジムやボクシングジムなどのフロアーやロッカールーム、ボクシンググローブの中など汗の臭いや雑菌が気になる箇所の防臭・除菌
  • マッサージや整体、エステサロン、美容院などの部屋やベッド、椅子、洗髪台などの除菌・消臭
  • ショッピングモールや観光地、テーマパーク、コンビニなど、多くの人が利用するトイレの除菌・消臭
  • ペットショップのショーケースや犬舎、ゲージなどの除菌・消臭
  • 大型空調機フィルターの除菌・消臭コーティング

公共施設・公共機関への塗装

  • 病院や介護施設などの部屋や食堂、お風呂場、トイレ、手すり、カーテン、車椅子などの除菌・消臭・防カビ
  • 公共トイレや駅のトイレなど、多くの人が利用するトイレの除菌・消臭
  • 電車やバス、タクシーの車内のシートや吊皮、手すりなどの除菌
  • スポーツスタジアムの選手控室やロッカールーム、トイレの除菌・消臭
  • 仮設トイレや防災トイレの除菌・消臭
  • 公園の砂場の砂の抗菌コート

保育園・幼稚園

  • 室内の抗菌コート
  • 砂場の砂の抗菌コート

光触媒コーティング加工

  • 部屋の消臭用観葉植物(造花)への光触媒コーティング加工
  • 有機化合物(トルエンやキシレン、スチレン、ホルムアルデヒド)などの分解・除去装置への光触媒コーティング加工
  • エアコン内部やエアコンフィルターの抗菌加工・防カビ加工・消臭加工
  • 布製品や不織布の光触媒コーティング加工

その他のご利用

  • 水槽や池の壁面のコケ防止(条件によりますが半年以上の耐久性があります)
  • 陶器の表面の光触媒コーティング加工(焼き付けによって高耐久性が得られます)

施工事例

ホテルの部屋の除菌・消臭

  • 客室の光触媒コーティング(除菌・消臭)
    客室の光触媒コーティング(除菌・消臭)

スポーツジムの除菌・消臭

  • トレーニングマシンや周辺の光触媒コーティング(除菌・消臭)
    トレーニングマシンや周辺の光触媒コーティング(除菌・消臭)
  • スポーツジムの部屋全体の光触媒コーティング(除菌・消臭)
    スポーツジムの部屋全体の光触媒コーティング(除菌・消臭)
  • ロッカーの光触媒コーティング(除菌・消臭)
    ロッカーの光触媒コーティング(除菌・消臭)
  • トイレの光触媒コーティング(除菌・消臭)
    トイレの光触媒コーティング(除菌・消臭)
  • レンタル用ボクシンググローブの光触媒コーティング(除菌・消臭)
    レンタル用ボクシンググローブの光触媒コーティング(除菌・消臭)

サービスエリアのトイレの除菌・消臭

  • 塗装機のタンクに光触媒コーティング剤を充填
    塗装機のタンクに光触媒コーティング剤を充填
  • 内壁の光触媒コーティング(除菌・消臭)
    内壁の光触媒コーティング(除菌・消臭)
  • 男性用便器の光触媒コーティング(除菌・消臭)
    男性用便器の光触媒コーティング(除菌・消臭)

クリニックの除菌・消臭

  • 診察室の光触媒コーティング(除菌・消臭)
    診察室の光触媒コーティング(除菌・消臭)
  • 受付周りの光触媒コーティング(除菌・消臭)
    受付周りの光触媒コーティング(除菌・消臭)

スタジアムの除菌・消臭

  • 更衣室の光触媒コーティング(除菌・消臭)
    更衣室の光触媒コーティング(除菌・消臭)
  • 選手控室の光触媒コーティング(除菌)
    選手控室の光触媒コーティング(除菌)
  • トイレの光触媒コーティング(除菌・消臭)
    トイレの光触媒コーティング(除菌・消臭)
  • 事務室の光触媒コーティング(除菌)
    事務室の光触媒コーティング(除菌)

業務用エアコンの除菌・消臭

  • 食品工場のエアコン内部の光触媒コーティング(除菌・消臭)
    食品工場のエアコン内部の光触媒コーティング(除菌・消臭)
  • エアコン吹き出し口の光触媒コーティング(除菌・消臭)
    エアコン吹き出し口の光触媒コーティング(除菌・消臭)

各種試験

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の性能評価を、さまざまな第三者機関で行っていただいています。その結果の一部をご紹介します。

抗菌や抗ウイルス、防カビ、安全性の試験

佐賀大学に依頼し、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)が、紫外線下(ブラックライト)、蛍光灯下、暗所でどれだけ除菌できるのかを、黄色ブドウ球菌、大腸菌、ウイルスで試験していただきました。

その結果、黄色ブドウ球菌、大腸菌、ウイルスともに、紫外線下はもちろんのこと、蛍光灯下や暗所でも抗菌および抗ウイルスの効果が確認されました。

次の写真は、暗所での大腸菌の抗菌試験結果です。酸化チタンのみを使用した屋外用光触媒コーティング剤(BX01)と、酸化チタンに銅を添加した屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)にて比較しております。ブランクは何も塗布していないものです。

屋外用光触媒コーティング剤(BX01)と酸化チタンに銅を添加した屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の大腸菌の抗菌試験(暗所)での比較

ブランクや酸化チタンのみですと、暗所では大腸菌はほとんど減っていませんが、「酸化チタン+銅」のハイブリッド光触媒では、180分後には1/10以下に減少しました。

他にもさまざまな試験を、各種研究機関にて行っていただきました。試験結果の詳細は、次のリストのリンクからご覧いただけます。

効果を試験したもの(エビデンス)

※ これらの試験結果は、あくまでも試験での効果ですので、あらゆる場面でこれらの効果を保証するものではありません。

有機化合物の分解試験

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)で、VOCやアンモニアなどまざまな有機化合物が分解できるかを試験いたしました。

効果を試験したもの(エビデンス)

  • ホルムアルデヒド
  • アセトアルデヒド
  • トルエン
  • キシレン
  • スチレン
  • アンモニア

ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドは、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)で簡単に分解できました。

トルエンやキシレン、スチレンは、酸化チタン光触媒では分解できないことが知られています。屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)での、これらの分解試験は、すべて分解できました。

VOCガス(トルエン、キシレン、スチレン)の分解試験

試験をしていただいた担当者様が、分解されたことだけでなく、予想以上に素早く分解できることに驚いておられました。これらの試験結果の詳細は、「揮発性有機化合物(VOC)を分解できる光触媒成分とは?」をご覧ください。

他にも、第三者機関では確認していただいていませんが、エチレンガスやアセトンを自社で試験して、分解できたことを確認しています。

光触媒コーティング剤の塗装方法

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の塗装方法は、ABAC温風低圧塗装機と光触媒コーティング剤専用スプレーノズル(ノズル口径φ0.3mm~φ0.5mm)を用いることを推奨します。鏡面加工された箇所に塗装する場合のスプレーノズルは、ノズル口径φ0.3mmを用いてください。

ABAC温風低圧塗装機SG-91標準セット

塗装機では塗装しにくい細かな箇所には、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を不織布などにしみ込ませて塗布します。それぞれ、正しく均一に塗装することがコツです。

光触媒コーティング剤を正しく塗装する方法を習得したい方は、弊社開催の施工講習会にご参加ください。また、ABAC温風低圧塗装機や光触媒コーティング剤専用のスプレーノズル、ABAC製品のオプション品などは、弊社でも販売しております。詳しくは光触媒コーティング塗装機材をご覧ください。。SG-91の詳細は、ABAC温風低圧塗装機SG-91光触媒塗装セットをご覧ください。

汚れている場所やカビが発生している場所への塗装

ホコリが付いている場所や汚れている場所、カビが発生している場所に塗装するときは、それらをしっかり清掃してから塗装してください。

汚れている箇所に直接塗装すると、汚れが分解されていくときに、汚れとともに塗布された光触媒コーティング剤も落ちてしまい、光触媒の効果がなくなってしまうからです。

直射日光が当たる場所への塗装

室内であっても、直接日光が当たる場所への塗装は、先に屋内用プライマー(AS01)を塗装してから、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を塗装してください。

直射日光の当たる場所に屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を直接塗布すると、光触媒の効果が出過ぎてしまって、下地を傷めてしまう可能性があるからです。

プライマーの塗装方法は、光触媒コーティング剤の塗装方法と同じ要領です。

ステンレスなどの鏡面加工された場所への塗装

ステンレスなどの鏡面加工された場所への塗装は、ノズル口径がφ0.3mmのスプレーノズルを用いて、塗料を塗布し過ぎないようにご注意ください。

塗布量が多いと、鏡面部分にまだらな虹色の模様が出たり、塗りむらが出るからです。屋内用プライマー(AS01)を塗装するときも同様です。

なお、ガラス面への光触媒塗装は、ガラス用光触媒コーティング剤(BTG01)をご利用ください。

光触媒コーティング剤の取り扱いに関する注意事項

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の保管や施工時の取り扱いは、次のことにご注意ください。

  • 製品の劣化を防ぐため、光触媒コーティング剤の保管や運搬、ご使用は、必ず常温(5~30℃)にて行ってください。特に薬剤が凍る場所では、性能が劣化するのでご注意ください。保管は暗所にてお願いします。
  • 塗装作業は、光触媒コーティング施工技術者、もしくは光触媒コーティング施工技術者から正しい施工方法を教わった方が行ってください。
  • 塗装面が湿気ているときは、しっかり乾燥させてから塗装してください。
  • 塗装時は光触媒コーティング剤が飛散するので、あらかじめ光触媒コーティング剤が付着してはいけない場所を養生シートなどで養生してください。
  • 塗装には、ABAC温風低圧塗装機、もしくはそれと同等以上の性能を持つ塗装機、ならびに光触媒コーティング剤専用ノズルを使用してください。
  • 塗装作業時は、念のため防塵マスクや防塵メガネを着用してください。

業務用製品の価格

施工代理店には、弊社業務用製品の価格表をお渡ししております。

なお、原材料の価格変動によって、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の価格が変わることがございます。価格が変わるときには、あらかじめご連絡いたします。

業務用製品のご購入について

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)や屋内用プライマー(AS01)などの業務用製品のご購入についてご説明いたします。

ご購入の条件について

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)などの業務用製品は、弊社の施工代理店になっていただくことでご購入いただけます。

施工代理店になる方法は、弊社が開催している施工講習会にご参加いただき、光触媒コーティング施工技術者の認定を受けます。その方が所属する組織は、弊社へ申請していただけましたら、施工代理店になれます。

販売単位について

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、10L(バロンボックス)、5L(バロンボックス)、1L(ボトル)の容器に入れて販売しております。

例えば、ご注文数が20Lの場合は、10Lのバロンボックスが2箱になります。3Lのご注文の場合は、5Lのバロンボックスに3Lを入れて販売いたします。

ご注文方法

施工代理店様から弊社へご注文の際は、メールもしくはFAX(0955-41-0012)にて発注書をお送りください。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)
よくあるご質問Q&A

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)には、どのような効果がありますか?

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を塗装した箇所に光触媒が定着し、可視光下の弱い光でも除菌、消臭、防カビ、化学物質(有機化合物)の分解などの効果を発揮します。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)には、抗ウイルスの効果がありますか?

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、試験にて一般的なウイルスや新型コロナウイルスの抗ウイルスの効果を確認しています。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、可視光応答型光触媒が用いられていますか?

はい。酸化チタンと銅をハイブリットした、弊社オリジナルの可視光応答型光触媒「銅ドープ酸化チタン」を用いています。

使用期限はありますか?

ございます。正しい保管方法にて保管した場合は、製造日から1年です。1年を過ぎますと光触媒の性能には問題がありませんが、塗膜のムラ等が発生する可能性があるので、ご使用はご遠慮頂いております。正しい保管方法は、上記の「光触媒コーティング剤の取り扱いに関する注意事項」をご覧ください。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)と他社製品の違いを教えてください。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)と他社製品の違いは、光のエネルギーが低くても効果が出るように、酸化チタン(アナターゼ)と銅のハイブリッド光触媒を開発し、特許を取得しています。また、光触媒の効果が5年以上持続する耐久性があります。

屋内用光触媒コーティング剤をプラスチックに塗装はできますか?

水を弾きにくいプラスチックには塗装が可能です。ポリカーボネートやアクリルの板材など水を弾きやすいプラスチックには、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)にアルコール系の成分や増粘剤などを調合したプラスチック用光触媒コーティング剤がございます。水を弾きやすいプラスチックには、そちらの製品をご利用ください。

屋内用光触媒コーティング剤で陶器を光触媒コーティング加工できますか?

トイレ便器や洗面台などの陶器には、焼き付けによって耐久性の高い光触媒コーティング加工が可能です。スプレー塗装しただけでは、耐久性が悪いです。

屋内用光触媒コーティング剤のOEM製造やODM製造をしていますか?

OEM製造の対応は内容にもよります。ODM製造は対応させていただきます。どのような製品の開発をお考えなのか、お気軽にご相談ください。例えば、「このような場所に塗装ができる光触媒コーティング剤を開発してもらいたい」などといったご要望をお聞かせください。

1Lでどれくらいの面積を塗装することができますか?

1Lに対して、50m2の塗装が目安量です。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を屋外に使用しても良いでしょうか?

太陽光が直接射す場所では、屋外用光触媒コーティング剤(BX01)の方が効果があります。外壁でも、住居が密集した箇所の暗い場所や北側のジメジメした場所では、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を使用した方が良い場合もあります。屋外にどちらを使用したら良いのかわからない場合はご相談ください。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)と業務用消臭剤(BRE025-AB2)の違いは何ですか?

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)と業務用消臭剤(BRE025-AB2)は、成分はほとんど同じですが、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、光触媒の濃度が濃く、プライマー成分が入っており塗装面に定着しやすいので効果と耐久性が高いです。業務用消臭剤(BRE025-AB2)は、一般の方でもきれいに塗布できるように、濃度を薄め、かつ光触媒の塗りむらが出にくくなる成分を添加しております。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の塗装方法を教えてもらえないでしょうか?

塗装方法の概要はコラム「室内用光触媒コーティング剤BX01-AB1の塗装方法や注意点」をご覧ください。また、本格的に塗装方法を学びたい方は、弊社開催の施工講習会にぜひご参加ください。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を施工代理店から購入しても良いでしょうか?

施工代理店からご購入いただいてかまいません。定期的に購入し卸販売をしたい場合は、弊社の販売代理店に申請をお願いします。サンプルが必要な方は、1Lボトルのものを弊社からご購入いただけます。

屋内用光触媒コーティング剤のOEM製造やODM製造をしていますか?

OEM製造の対応は内容にもよります。ODM製造は対応させていただきます。どのような製品の開発をお考えなのか、お気軽にご相談ください。例えば、「このような場所に塗装ができる光触媒コーティング剤を開発してもらいたい」などといったご要望をお聞かせください。

屋内用光触媒コーティングをした自社製品を開発したいのですが、光触媒コーティング剤を提供してもらえたり、OEM生産したりしてもらえますか?

お気軽にご相談ください。ご事情や条件にもよりますが、光触媒コーティング剤のご提供や貴社製品のOEM生産に対応いたします。「このような素材を光触媒コーティングできないか?」「このような可視光応答型光触媒コーティング剤を開発してもらいたい」などといったご要望をお聞かせください。

その他のよくあるご質問

可視光応答型光触媒の開発エピソード

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)に使われている可視光応答型光触媒の開発エピソードをご紹介いたします。

光触媒事業に参入したきっかけ

20年以上も前の話になります。弊社ではもともと農業関連の事業を行っていました。農協では、農家さんから野菜や果物を集めて冷蔵倉庫に貯蔵します。それが一定量を超えたら市場に出荷します。出荷が待たれる間も、野菜や果物は劣化をするので、農協の職員さんから「野菜や果物の劣化を抑えることはできないか?」というご相談を受けたことから、光触媒の研究が始まりました。

野菜や果物の熟成はエチレンガスによって起こります。エチレンガスを除去や分解ができたら、野菜や果物の熟成を止めて鮮度を長持ちさせることができます。そこで、光触媒によるエチレンガスの分解に着目しました。

実際にテスト用に酸化チタンを用いた装置を開発して、農業試験場にて実験を行ったところ、エチレンガスが劇的に分解され、その効果を実感しました。

「有機化合物の分解にこれほどまでの効果があるのであれば、部屋の消臭や除菌にも使えるのではないか」と考え、屋内用光触媒コーティング剤の開発を検討しました。

屋内でも効果の高い可視光応答型光触媒の開発

酸化チタンの活性は、紫外線や紫色の光が当たることによって起こります。これを室内でも効果を出すためには、室内の可視光線で、しかも光量の少ない場所で活性させる必要があります。可視光線でも活性のある光触媒のことを、「可視光応答型光触媒」と言います。

そのような弱い光でも効果のある光触媒の開発を光触媒メーカーに相談したところ、開発を断られたので、自社で研究・開発することにしました。

多くの方々にお世話になりながら数々の実験を繰り返しましたが、失敗の山を築き、「可視光応答させることはムリなのだろうか?」と考えました。それでもあきらめずに実験を繰り返し、着想から2年ほど経過したときに、ふと「他の金属を入れたらいいのではないか?」と思い至りました。

数々の金属を添加して実験している中で、銅を添加すると、予想をはるかに超える可視光活性の効果が出たのです。世界初の可視光応答型酸化チタン光触媒が生まれた瞬間でした。

すぐさま特許を出願し、銅をハイブリッドした弊社オリジナルの屋内用光触媒コーティング剤を、世界で初めて開発しリリースしました。着想から3年以上経過してのことです。

当時は、銅を添加するとなぜ可視光活性が起き、酸化チタンだけよりも光触媒の効果が高まるのか、原理はわかりませんでした。その後、さまざまな大学や企業から問い合わせがあり、東京大学の研究で効果が高まる仕組みが解明されました。

光触媒製品の開発

弊社ではその後も、光触媒の効果や耐久性、使い勝手や塗装面の美しさを高めるために研究を繰り返し、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)が完成しました。

また、あまりにも強い光触媒効果によって塗装面を劣化させる恐れがあるために、それを防ぐための下地剤である屋内用プライマー(AS01)を開発しました。

そして、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、お客様からのご要望などから、派生品として車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)、業務用消臭剤(BRE025-AB2)が生まれました。

銅を添加することで屋内でも効果のある光触媒を、たまたま開発できましたが、もっと効果のある光触媒が存在するはずです。弊社では、もっと効果的な光触媒の開発に努めております。

製品開発のご依頼やODM開発など、お気軽にご相談ください。

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