アキュートクリーンに使用されている光触媒の種類は何ですか?
- アキュートクリーンに使用されている光触媒の種類は何ですか?
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銅ドープ酸化チタン(銅担持酸化チタン)です。
銅ドープ酸化チタンとは、光触媒の一種で、アナターゼ酸化チタン結晶の表面に酸化銅を結合させたナノサイズの微粒子です。

| 品名 | アキュートクリーン® |
|---|---|
| 型番 | AC01-01 |
| JAN | 4580630840093 |
| 形状 | 外観:スプレーボトル 内容物:液体 |
| 容量 | 200mL (600回ほどスプレーできます) |
| サイズ | 高さ:約21cm、幅:約6cm、厚み:約4cm |
| 質量 | 約242g |
| 成分 | 有効成分 : 銅ドープ酸化チタン その他 : 水 |
| 香り | 無香料 |
| アルコール分 | ノンアルコール |
| 材質 | 容器,ボトルキャップ:プラスチック ラベル:紙 |
| 価格 | ¥2,200(税込) |
| 保管方法 | 常温(5~30℃)の暗所にて保管。 |
ドープや担持(たんじ)の意味
銅ドープ酸化チタンと銅担持酸化チタンは同じもので、その名称のドープや担持(たんじ)の意味は、「混ぜ合わせた」とか「添加した」という意味です。ドープは、ドーピングのドープです。
光触媒の名称に使われる「ドープ」や「担持」は、混ぜ合わせたとか添加したというより、「結合させた」という解釈の方が正しいです。実際に、銅ドープ酸化チタンを製造するときは、酸化銅を酸化チタンの結晶表面に結合させているからです。
ドープと担持のどちらで言えばよいのかは、お任せします。ちなみに、弊社の社内では「担持」を使っています。しかし、この漢字の読み方を「たんじ」と知っている人は少ないので、このホームページでは主に「ドープ」を使っています。
銅ドープ酸化チタンの抗菌・消臭メカニズム
銅ドープ酸化チタンの抗菌・消臭メカニズムは、次の図をご覧ください。

銅ドープ酸化チタンに室内の光や直射日光が当たると、銅ドープ酸化チタンの表面に電子が発生します。その電子が、空気中の酸素や水と反応して、OHラジカルと言われる活性酸素に変化します。OHラジカルは強い酸化力を持つので、それが細菌や匂い成分に触れると、それらを酸化分解してくれます。条件が合えば、化学物質をも分解できます。
細菌にOHラジカルが触れると、細菌の表面の突起や粘膜、細胞壁などが酸化分解され、細菌の活動や繁殖が抑制され、死滅していきます。匂い成分は、酸化分解されたら、最終的に二酸化炭素と水といった匂いの無い成分、もしくは匂いの弱い成分に分解され、消臭されます。
化学物質は、その種類や条件にもよりますが、ナノサイズの酸化銅の触媒効果も加わり、効率的に分解ができるようです。
銅ドープ酸化チタンによる抗菌・消臭は持続する
さらに、銅ドープ酸化チタンは自ら作り出したOHラジカルに触れても、分解されません。酸化チタンや酸化銅は、すでに酸化しているので、それ以上酸化しないからです。つまり、アキュートクリーンをスプレーして、床などに銅ドープ酸化チタンを付着させておけば、光が当たる環境であれば、抗菌力や消臭力が長時間持続します。
次の図は、清掃用アルコールスプレー(イソプロピルアルコール)とアキュートクリーンで、除菌力と抗菌力を比較した図です。縦軸は、細菌の数の目安を数値化したものです。この試験は、弊社の机の上で行いました。

イソプロピルアルコールとアキュートクリーンをそれぞれスプレーした直後は、どちらも細菌の数が減っています。ですので、どちらも除菌力があると言えます。どちらかと言えば、アキュートクリーンの方が除菌力が高いと言えます。
その後、机の上の細菌の数の変化を測定したところ、イソプロピルアルコールは細菌の数が増えていっています。イソプロピルアルコールは、スプレーしたら蒸発してなくなってしまうので、除菌はできても抗菌ができていません。
それに対してアキュートクリーンは、除菌をした後の細菌の数を、何日も維持しています。つまり、銅ドープ酸化チタンが付着している限り、ずっと抗菌し続けていることを意味します。
さらに、7日目に机を拭き掃除をしましたが、8日後も銅ドープ酸化チタンが残り続け、細菌の数が増えていません。これは、銅ドープ酸化チタンの結晶はナノサイズの微粒子なので、机の表面の目に見えない凸凹の隙間に入り込んで、抗菌し続けてくれているものと考えます。
この試験は、抗菌力の試験ですが、消臭力も同様に持続します。
銅ドープ酸化チタンは他の光触媒と何が違うのか?
光触媒と言えば有名なのが、酸化チタン光触媒です。酸化チタン光触媒は、アナターゼ型の言われる結晶構造をした酸化チタンのナノ粒子が利用されます。
酸化チタンは、紫外線が当たると抗菌や消臭といった効果を発揮します。しかし、抗菌や消臭が求められる場所で、紫外線が多く存在する場所というのは、直射日光が射し込む部屋か紫外線ランプを設置した場所と、とても限られた環境です。ですから、酸化チタンは室内用として利用されることはありません。
室内用として利用される光触媒は、蛍光灯やLEDといった光でも効果を発揮する、可視光応答型光触媒と言われる種類の光触媒です。可視光応答型光触媒で実用化されている主な光触媒は、
- 銅ドープ酸化チタン
- 窒素ドープ酸化チタン
- 酸化タングステン
この3種類になります。これらの中で最も効果の高い光触媒が銅ドープ酸化チタンです。銅ドープ酸化チタンだけが、部屋の明るさが200Lxほどの薄暗い部屋やトイレの明るさでも、抗菌力や消臭力を発揮します。銅ドープ酸化チタンは、他の光触媒と比較すると、10~20倍以上の効果の高さがあります。

他の光触媒は、「蛍光灯の光で試験しました」と試験結果を記載していても、小さな文字で「1,000Lxの光を照射」とか2,000Lxとか、一般のご家庭ではありえないような光の強さで試験していることがほとんどです。1,000Lxと言えば、手術室並みの明るさです。
現実を考えると、光触媒を使って抗菌や消臭をするなら、蛍光灯やLED照明の光で、200Lxほどの明るさで効果のある銅ドープ酸化チタンをお選びください。

銅ドープ酸化チタンによって消臭ができる匂いの種類
銅ドープ酸化チタンによって消臭ができる匂いの種類は、次のようなものがあります。
- トイレの染み付いた匂い(トリメチルアミン)
- 汗の匂い(トリメチルアミン、アンモニア)
- 加齢臭(2-ノネナール)
- 靴下やヘルメットの匂い(イソ吉草酸)
- タバコの匂い
- カビの匂い
- 新車や新築の匂い(トルエン、キシレン、スチレン、ホルムアルデヒドなど)
- 生ゴミの匂い
- 魚の生臭い匂い
- 介護の匂い
- 布団やクッションの匂い
- カーテンの匂い
ただし、匂いの発生量によっては、すぐに消臭ができない場合もあります。銅ドープ酸化チタンは、光の明るさにもよりますが、匂い成分を少しずつ分解していくからです。
アキュートクリーンでも分解消臭が難しい匂いは、灯油の匂いなどの石油の匂いです。飽和炭化水素(アルカン)は分子量が大きいので分解に時間がかかるためと思われます。分子量の小さなトルエンやキシレンといった、シンナーの匂いでしたら、条件が合えば分解できる場合もあります。
アキュートクリーンの使い方
アキュートクリーンのボトルをよく振ってから、抗菌や消臭をしたい箇所にスプレーします。スプレーする箇所との距離は、20~30cmほど離してスプレーしてください。
スプレーする量は、サッと一吹きするだけで効果があります。

新車の匂いの消臭方法は、「新車の匂いを光触媒スプレー『アキュートクリーン』で消臭する方法」をご参照ください。
壁紙のカビ防止にもアキュートクリーン
アキュートクリーンの銅ドープ酸化チタンは、カビの匂いの消臭ができることをお伝えしましたが、壁紙の防カビもできます。銅ドープ酸化チタンによって発生するOHラジカルは、カビ菌の繁殖を抑制してくれます。
- 壁紙に発生しているカビを漂白剤などで清掃します
- アキュートクリーンをスプレーします
- 乾燥したら、もう一度スプレーします。
効果の持続期間は、環境が良ければ半年ほど持つ場合もあります。
ただし、壁紙が結露して湿気ている場合や、すでにカビが発生した場所、地下室や押し入れの中などの常に暗い場所の防カビは、効果が弱い場合もあるのでご了承ください。
壁紙の防カビを効果的に行いたい場合は、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング施工をご依頼ください。壁紙の防カビコーティングについては、「壁紙クロスに光触媒の防カビコーティングをするメリットと施工業者の選び方」をご参照ください。
アキュートクリーンの購入方法
アキュートクリーンは、このホームページの通販ページ、もしくは楽天市場でネット通販にて販売しています。カード決済をご利用の方は、楽天市場をご利用ください。

