
賃貸住宅を借りて住もうとしたときに、前の住人がタバコを吸っていた場合、清掃をしっかり行っても、タバコの臭いが消えないことがあります。
特に、タバコを吸っていいない方は、タバコの臭いに不快感を持つ人もいらっしゃいます。
その場合は、賃貸住宅の大家さんや物件を管理している不動産会社さんに言えば対処してくれるかもしれませんが、対処にも限界があります。
もし対処してくれないようであれば、お試しいただきたいのが、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーです。
この記事では、賃貸住宅に住まれた方に向けて、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーにて前の住人のタバコの臭いを消臭する方法を解説いたします。
銅ドープ酸化チタンとは?

銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタン光触媒の結晶表面に酸化銅を結合させた特殊な光触媒です。
光触媒は、いろいろな種類があります。光触媒の種類によっては、タバコの臭いの消臭ができない成分もあります。また、タバコの臭いが消臭できるとしても、明るい光が必要になるものが多いです。
それに対して銅ドープ酸化チタンは、夜の薄暗い室内の光でもタバコの臭いを強力に分解する性質を持っています。
さらに、銅ドープ酸化チタンは、タバコの臭いを分解しても、銅ドープ酸化チタン自体が変質したり劣化したりしません。そのため、銅ドープ酸化チタンが残り続ける限り、半永久的にタバコの臭いを消臭し続けてくれます。
銅ドープ酸化チタンの利用方法は、次の2種類の方法があります。
- 光触媒コーティング施工
- 光触媒スプレーの利用
光触媒コーティング施工は、銅ドープ酸化チタンとコーティング剤が入った成分を、部屋全体に塗布する施工方法のことです。
光触媒コーティング施工には専用のスプレー装置を用いるため、自分での施工は難しいので、業者に依頼することになります。そのため、大家さんや不動産会社さんに許可を得る必要がありますし、施工費用も高くなります。(銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング施工は、透明な施工ですから、黙って施工をしたとしても、大家さんや不動産会社さんにはわからないと思いますが・・・)
手軽にタバコの臭いを消臭したい場合は、光触媒スプレーを使った清掃をおすすめします。
光触媒スプレーとは、光触媒成分を使った液剤をスプレーにしたものです。もちろん、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーをお選びください。
光触媒コーティングと光触媒スプレーの違いは、光触媒コーティングにはコーティング剤が入っているので効果の持続期間が長いです。光触媒スプレーは、コーティング剤が入っていないため、自分で手軽に光触媒を利用できます。
銅ドープ酸化チタンを使った
光触媒スプレー「アキュートクリーン」

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーは、弊社の商品「アキュートクリーン」をご利用ください。
アキュートクリーンの成分は、銅ドープ酸化チタンと水だけです。アルコールや香料は使用していませんから、無臭です。また、スプレーした箇所には色は透明です。
アキュートクリーンの利用は、コーティング施工ではありませんから、大家さんや不動産会社さんに許可を得る必要はありません。
| 原材料 | 酸化チタン、銅、水 |
|---|---|
| アルコール | 無添加(ノンアルコール) |
| 香料 | 無添加(無香料) |
| 容量 | 200mL(600回ほどスプレー可) |
| 価格 | 2,200円(税込) |
アキュートクリーンの使用方法
アキュートクリーンの使用方法は簡単です。賃貸住宅の壁、できれば天井にスプレーするだけです。
壁にアキュートクリーンをスプレーして、ウェットティッシュなどで拭き掃除をすると、臭いの消臭に効果的です。
大家さんや不動産会社さんのご意向で、入居者が入れ替わるときに、壁紙を交換しないところもあります。おそらく、前の住人のタバコの臭いがある場合は、壁紙を拭き掃除すると、拭いた所が茶色くなると思います。
カーテンはご自分で用意されたものと思いますが、カーテンにもスプレーしておいてください。また、床にもスプレーして、念のため拭き掃除をしておいてください。
銅ドープ酸化チタンは、ナノサイズの微粒子ですから、スプレーした後に拭き掃除をしても、その部分に銅ドープ酸化チタンが残ります。銅ドープ酸化チタンをたくさん付着させておきたいときは、スプレーしたまま乾燥させてください。
タバコの臭いの消臭事例
マンションの一室をオフィスにしている都内の企業さんと打ち合わせをしました。
そのオフィス内では、社員数名がみなさんタバコを部屋の中で吸っていましたが、私は喫煙しませんから、そのことを考慮して、皆様に我慢を強いてしましました。ところが、タバコを吸っていなくても、その部屋の中はタバコの匂いが染みついていたので、その場所で長時間の打ち合わせをしたときに、頭痛になってしまいました。
手持ちのアキュートクリーンをサンプルとして手渡して、「使ってください」と置いていきました。
2~3ヶ月ほどして、またそのオフィスで打ち合わせをすることになり、伺ったところ、タバコの臭いがまったくしませんでした。
どのように掃除をしたのかを訊ねると、アキュートクリーンを使って床や机などを拭き掃除しただけだそうです。
アキュートクリーンをスプレーすると、銅ドープ酸化チタンが塗布面に残るので、部屋の中の臭いを分解してくれます。
賃貸でタバコの臭いを消臭したい方は、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレー「アキュートクリーン」をぜひお試しください。

この記事の著者/責任者

株式会社イリス 代表取締役
島田 幸一 (Shimada Koichi)
私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。
