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新築住宅のカビ防止なら銅ドープ酸化チタンコーティング

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新築住宅のカビ防止なら銅ドープ酸化チタンコーティング

新築戸建てや新築マンションでは、「カビ防止なんて必要ない」と思われるかもしれません。

ところが、湿気の多い地域や、室内環境によっては、新築住宅でも1年以内に室内にカビが発生することがあります。

新築住宅の入居前ですと、家具の移動やカビの清掃が必要ありませんから、施工費用が安くなります。

この記事では、新築住宅でもカビが発生する理由や入居前にカビ防止をすべき理由、どのようなカビ防止剤を利用すべきか、住宅のカビ防止におすすめの銅ドープ酸化チタンコーティングについて解説します。

新築住宅でもカビが発生する理由

カビの発生原因は、湿気です。新築住宅は、とてもきれいですが、最近の住宅は機密性が高いため、湿気がこもりやすくなっています。

浴室は、お風呂ですから年中湿気ています。掃除をしていないと、2~3ヶ月ほどしたら、カビが少しずつ出てきます。脱衣所の浴室のドア付近もカビが発生しやすいです。冬はお風呂の湯気によって脱衣所に湿気が回り、ドアの天井付近にカビが発生しやすいです。

キッチンは、料理をしたときに出る湿気によって、カビが発生することがあります。冬は、ついつい換気扇を使わないこともありますが、すると料理をしたときの湿気が、すべて室内に回るので、窓辺の冷たくなっているサッシや壁紙が湿気て、カビが発生しやすいです。

湿気の多い地域で、新築住宅を建てて半年もしたら、部屋の中がカビ臭くなったということで、当社にカビ対策をご依頼された方もいらっしゃいます。

新築マンションでも、冬に北側の寝室の壁紙が結露していることに気が付かずに、そのまま放置していたら、寝室がカビ臭くなることもあります。

このように、新築住宅でも環境によっては1年以内にカビが発生してしまうことがあります。

入居前にカビ防止施工をすべき理由

カビが発生するかどうかは、その部屋の環境によってことなります。「いずれカビ防止施工をしたい」と思われている方は、入居前にカビ防止施工を行うことをおすすめします。入居前ですと、カビ防止施工の費用が安くなるからです。

入居前ですと、次の2点の理由で費用が安くなります。

  • 家具の移動が必要ない
  • カビを取り除く清掃が必要ない

家具の移動が必要ない

入居後にカビ防止施工を依頼すると、家具の移動が必要になることがあります。

家具の移動をするときは、家具の中身を取り出すため、ご依頼者様も負担のことと思います。また、家具の移動を業者さんに依頼すると、家具を移動するための料金もかかります。

また、移動させた家具をビニールシートなどで養生する場合もあるため、その費用もかかるかもしれません。

新築住宅で入居前にカビ防止施工を依頼すると、これらの施工費用がかからないため、格安で施工ができます。

カビを取り除く清掃が必要ない

カビが発生してからカビ防止施工を依頼すると、家具の移動だけでなく、部屋の清掃も必要となります。

清掃をしないままカビ防止剤を塗布すると、カビが発生した箇所の表面のカビは取れるかもしれませんが、カビが内部に根を張っている場合には、ハビ防止剤を貫通してカビが出てくることもあります。

そういったことで、カビが発生した場所は、漂白剤などで清掃をしてカビを取り除き、埃を取り除く必要があります。そのような大掃除にも似た、大がかりな清掃を行うため、その分の費用がかかってしまいます。

新築住宅の入居前で、カビが発生していない状態でしたら、清掃と言っても、カビ防止剤の塗布面を拭き掃除する程度ですから、清掃費用が圧倒的に安く済みます。

カビ防止剤の効果の持続期間

カビ防止施工を依頼する前に、カビ防止剤の効果の持続期間を考慮していただきたいと思います。カビ防止効果の持続期間が長い施工ですと、新築住宅のときに施工をしてもお得感があるからです。

効果が3年ほどしか持たないのであれば、頻繁にカビ防止施工をしないといけませんから、カビが発生してからお願いしても良いと思います。

新築住宅では、10年以上カビ防止ができる施工を選ぶことで、さらにお得感が出ます。

10年以上カビ防止ができる施工については、後ほどご説明します。

どのようなカビ防止剤を利用すべきか?

「どのようなカビ防止剤を利用したら良いのか?」ということですが、次のカビ防止剤を使った施工を選ぶと良いと思います。

  • カビ防止効果の持続期間が10年以上と長いもの
  • 身体に安全なもの
  • 無臭のもの
  • 抗菌や消臭、アレルゲンの分解、化学物質の分解などの補助的な効果があるもの

「そのようなカビ防止剤があるのか?」と思われたかもしれませんが、一つだけ存在します。それは銅ドープ酸化チタンを使ったカビ防止施工です。

銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタン光触媒の結晶表面に酸化銅を結合させた特殊な光触媒成分です。

銅ドープ酸化チタンは、室内の蛍光灯やLEDなどの光が当たることで、カビ菌の繁殖を抑えてくれる効果を持ちます。そのような銅ドープ酸化チタンをコーティング剤にした液剤を、部屋の中に塗布します。

銅ドープ酸化チタンによるカビ防止施工の様子

住宅のカビ防止におすすめの
銅ドープ酸化チタンコーティング

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)

銅ドープ酸化チタンコーティングに使用する液剤は、弊社製品で室内用であれば屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)です。

別途、暗所やお風呂などの湿気の多い場所に使用する銀イオンを添加した銅ドープ酸化チタンコーティング剤もあります。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、弊社製品の中でもっとも銅ドープ酸化チタンの含有量の多いコーティング剤です。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の成分

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の成分は、次の3種類のみで、完全な無機塗料です。

  • 銅ドープ酸化チタン
  • アモルファス酸化チタン(コーティング成分)

銅ドープ酸化チタンは、先ほどご説明した通りの、酸化チタン光触媒に酸化銅を結合させた成分です。

アモルファス酸化チタンとは、非結晶の酸化チタンです。これらをゾルゲル法と言われる特許製法で、水と混ぜて液剤にしたものを使用します。

アモルファス酸化チタンは、銅ドープ酸化チタンと相性が良いので、耐久性がとても高いです。部屋の環境にもよりますが、効果の持続期間は10年ほどあります。

他社の光触媒と樹脂系のコーティング剤を使用した製品が最長でも5年ほどです。それと比べても、弊社製品は2倍程度の効果の持続性があります。

液剤の色は、緑色っぽい半透明の液剤ですが、クリア塗装ができます。塗布面に色は付着しませんから、壁紙が柄物でも塗布ができます。

銀イオンを添加した銅ドープ酸化チタンコーティング剤

銅ドープ酸化チタンは、蛍光灯やLEDといった光が当たる場所でカビ防止ができます。

お風呂や地下室、押し入れの中といった、湿気の多い場所や光が当たりにくい場所を、銅ドープ酸化チタンでカビ防止をしたい場合は、銅ドープ酸化チタンだけではカビ防止ができない場合があります。

そういった場所には、銀イオン入り銅ドープ酸化チタンコーティング剤を利用します。

銀イオン入り銅ドープ酸化チタンコーティング剤の効果の持続期間は、銅ドープ酸化チタンの効果は長いのですが、銀イオンの効果が3年ほどと短いですからご注意ください。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の安全性

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、第三者機関にて次の試験を行って安全性を確認しています。

  • 急性経口毒性試験
  • 皮膚一次刺激性試験
  • 皮膚感作性試験
  • 変異原性試験
  • 重金属等の溶出試験

急性経口毒性試験とは、液剤を飲んだときに急性毒性がないかを確認したものです。皮膚一次刺激性試験と皮膚感作性試験は、皮膚に液剤がかかったときに皮膚に異変が出るかどうかの試験です。変異原性試験とは、遺伝子に変異が出るかを試験したものです。重金属等の溶出試験は、塗布面から重金属が溶けだしてくるかを試験したものです。

これらの試験にて安全性を確認されています。

銅ドープ酸化チタンコーティングによる
カビ防止施工の流れ

新築住宅の銅ドープ酸化チタンコーティング施工の流れは、次の手順にて行います。

  1. 室内の家具や荷物の撤去(必要に応じて)
  2. ルミテスターで施工前のATP測定
  3. 塗装面の清掃
  4. 塗料の付着を避けたい箇所の養生
  5. 屋内用プライマー(AS01)の塗布
  6. 乾燥
  7. 室内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の塗装
  8. 乾燥
  9. 片付け、塗装機材の清掃
  10. ルミテスターで施工後のATP測定

ルミテスターによるATP測定

ルミテスターとは、キッコーマンが製造している装置で、ATP(アデノシン三リン酸)の量を汚れの指標としているものです。この数値が高いと、カビ菌を含む細菌類の数が多いことを意味します。

ルミテスターによるATP測定で、防カビ施工箇所の生物汚れの度合いをチェックします。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を塗布しても、塗布面は透明なので、施工したことがわかりにくいため、ATP測定を行って、塗布面の生物汚れが少なくなった、カビ菌が少なくなったことを数値化してご覧いただきます。

屋内用プライマー(AS01)の塗布

下地保護剤、屋内用プライマー(AS01)

屋内用プライマー(AS01)とは、下地保護剤のことです。

銅ドープ酸化チタンは、光が当たることで効果を発揮しますが、その効果の高さは、光の明るさによって異なります。

直射日光は、蛍光灯やLEDと比べてとても明るいので、直射日光が当たる箇所は、とくに強く活性化し、下地を色あせさせてしまうことがあります。

そのような箇所は、銅ドープ酸化チタンが下地に調節触れないようにするために、あらかじめ下地保護剤として屋内用プライマー(AS01)を塗布します。

直射日光が当たらない箇所や、石材やコンクリートなどの光触媒によって劣化しない箇所は、屋内用プライマー(AS01)を塗布する必要はありません。

乾燥時間

屋内用プライマー(AS01)や屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の乾燥時間は、夏であれば30分ほど、冬は2時間ほどかかります。

液剤は、水が主原料ですからもっと早く乾燥できますが、アモルファス酸化チタンが固化するまで待つので、少し長めの乾燥時間を要します。

冬はヒーターを利用することで、早く乾燥させることもできます。

塗布の方法

屋内用プライマー(AS01)や屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の塗布は、縦横方向に塗布しますが、それを2回行って重ね塗りします。

壁紙や床への塗布は、塗布は専用のスプレー装置を用いて行います。弊社が推奨するスプレー装置は、ABAC(アバック)温風低圧塗装機です。次の写真は、ABAC温風低圧塗装機SG-91です。

ABAC温風低圧塗装機SG-91とスプレーガン

光沢のある面や黒い色のパネルなどには、ABAC温風低圧塗装機を用いずに、不織布に液剤をしみ込ませて塗布します。光沢のある面や黒い色のパネルは、ABAC温風低圧塗装機を利用して塗布すると、銅ドープ酸化チタンの白っぽい色の塗布模様が目立ってしまうおそれがあるからです。

このように、仕上がりの状態に応じて、塗布方法を変えて施工します。

銅ドープ酸化チタンコーティングの費用

銅ドープ酸化チタンコーティングの費用は、さまざまな作業の必要に応じて、それらの合算によって決まります。

  • 現調費用
  • 機材準備費(必須)
  • ATP測定や臭気測定の費用
  • 家具の移動や片付け、掃除の費用
  • 足場の費用
  • 養生費(必須)
  • 塗装費(必須)=塗装面積×施工単価(2,500円/m2~5,000円/m2
  • 出張費
  • 宿泊費(複数日に渡って施工が行われる場合)
  • 報告書作成費

機材準備費と養生費、塗装費が必須です。機材準備費と養生費を合算して、「諸経費」としている業者もあります。

塗装面の面積に応じた塗装費は、施工代理店によって異なりますが、弊社であれば2,500~3,500円/m²です。この費用は都心の業者であるほど高くなり、4,000~5,000円/m²のところが多いです。

塗装費は、6畳の部屋で50m²を塗装すると、1m²当たり2,500円とすると、12万5,000円+税となります。それに諸経費や出張費などが加わり、20万円ほどとなります。

1つの部屋だけでなく、複数の部屋を同時に施工すると、費用が割安になります。

費用についての詳細は、「銅ドープ酸化チタンを使った室内防カビコーティングの費用」をご参照ください。

以上、新築住宅でもカビが発生する理由や入居前にカビ防止施工をすべき理由、どのようなカビ防止剤を利用すべきか、銅ドープ酸化チタンコーティングの魅力や安全性、施工方法、費用について解説いたしました。

銅ドープ酸化チタンコーティングによるカビ防止施工なら、イリスまでお気軽にご相談ください。

弊社施工部の営業エリアは福岡県、佐賀県、長崎県ですが、全国に弊社製品を扱っている施工代理店があるので、ご連絡を頂きましたら、お近くの施工代理店からご連絡するように手配いたします。

銅ドープ酸化チタンによるカビ防止施工のご依頼・ご相談・見積もり。まずはご相談から

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この記事の著者/責任者

島田幸一

株式会社イリス 代表取締役
島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

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