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新築マンションのカビ対策なら光触媒コーティングがおすすめ

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新築マンションのカビ対策なら光触媒コーティングがおすすめ

新築マンションでも、1年ほどでカビが生える場合があることを、ご存じでしょうか?

この記事では、新築マンションを購入されるご予定の方に向けて、新築マンションでもカビが生えてしまう条件や、カビ対策の方法などをご紹介します。

最後に光触媒コーティングによるカビ対策をご紹介したいと思います。持続期間が長く効果が高い光触媒は、銅ドープ酸化チタンです。

カビが生えたり、部屋がカビ臭くなったりして、慌てて対策する前に、できれば新築マンションの入居前にカビ対策をしておいてください。

新築マンションでもカビが発生する!?

新築マンションは、新しいのでカビが発生しにくいとお考えの方が多いと思います。カビは古くなってきたところに発生しそうなイメージがあるからです。

ところが、新築マンションでもカビが発生することがあります。

新築マンションで発生したカビの相談事例

弊社にご相談のあるパターンとしては、次のようなものがあります。

  • 北側の部屋の天井付近に黒い斑点が発生した
  • お風呂の出たところの壁紙に黒い斑点が発生した
  • あまり使っていない部屋がカビ臭くなった
  • クローゼットの中のスーツに、フサフサするくらいカビが生えた

これらのご相談は、すべて新築マンションで起こったことです。

では、なぜ新築マンションなのにカビが発生してしまったのでしょうか?

新築マンションのコンクリートは水分を多く含むから

新築マンションは、実はコンクリートの内部が乾ききっていません。コンクリートは、固まってから1~2年ほどかけて、少しずつ水分が抜けていく性質があります。

コンクリートから、カビが成長するための水分が供給され、カビが発生しやすくなるのです。

もちろん、上記の相談事例のように、お風呂場とか北側の部屋であれば、冬場に結露しやすいので、カビが発生しやすい環境と言えます。そのような場所は、新築かどうかに関わらずカビが発生しやすいのですが、新築の場合は、さらにコンクリートの中から出てきた水分が加わります。

コンクリートに水を掛けると、水をグングンと吸い取っていきます。コンクリートは目に見えないくらいの孔がたくさん空いていて、スポンジのように水分を吸い取っていきます。もともと、その孔にたっぷりと水分が存在していたわけですから、新築のコンクリート内部は水で満たされているようなものなのです。

カビ対策の基本は換気

新築マンションのカビ対策は、基本は換気です。空気が対流しない場所に、湿気があれば、その場所はカビが発生しやすいです。そのため、できれば使っていない部屋でも、窓を開けておいて、24時間換気をしておきたいところです。

しかし、冬場は閉め切っていることで、機密性の高い部屋となり、空気がこもってしまって、新築であってもカビが発生してしまうのです。

冬場は、暖房をしている部屋は乾燥しているとは言え、窓際の壁が結露します。その部分からカビが発生します。

北側の部屋は暖房をかけていなかったとしても、部屋の中と外気とではかなりの温度差になります。ですので、壁が結露することがあります。

それでもカビが発生するものですから、カビ対策として光触媒コーティングをおすすめします。

光触媒コーティングとは?

光触媒コーティングとは、光触媒と言われる成分を、マンションの室内に塗装する施工方法のことです。

光触媒とは、光が当たるとOHラジカルと言われる活性酸素を発生させます。OHラジカルが、カビ菌の表面を分解してくれるので、カビ菌の活動を抑制したり、殺菌したりできます。

光触媒の種類によって防カビ効果が大きく異なる

ただし、室内のカビ対策をする場合には、室内でも効果のある光触媒の種類を選ぶ必要があります。光触媒の種類によっては、室内ではカビ対策がまったくできないものもあるからです。

次の表をご覧ください。この表は、主に利用される光触媒の種類と、室内でのカビ対策の効果の高さを表します。

光触媒の種類室内での防カビ効果
酸化チタンなし
銅ドープ酸化チタン高い
窒素ドープ酸化チタン低い
鉄ドープ酸化チタン低い
酸化タングステン低い
銅ハイブリッド光触媒低い

室内でまったく防カビ効果が無いものは、酸化チタンです。一昔前、酸化チタン光触媒コーティングを「室内の防カビ効果がある」とPRしたものの、効果がほとんどなくて消えていった製品がいくつもありました。未だに、そういった製品が出回っているので、ご注意ください。

室内を本格的にカビ対策したい場合は、銅ドープ酸化チタン(銅担持酸化チタン)といわれる成分を使った光触媒コーティング剤を選ぶことが大切です。

銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタンにナノサイズの酸化銅を結合させた光触媒です。明るさが200lx程度の薄暗い光でも防カビ効果を発揮する特殊な光触媒です。酸化チタンに結合されたナノサイズの酸化銅が、光が当たっていなくても触媒効果を発揮することが知られています。

200lxにおける触媒効果を比較すると、次のようなグラフになります。

銅ドープ酸化チタンの効果を100としたときの他の光触媒との効果比較

弊社の本音としては、鉄ドープ酸化チタンや酸化タングステンなど、「200lxでは効果がほとんどない製品なのに、なぜ市販されているのだろうか?」とさえ思うほどです。また、掲載は控えさせていただきますが、酸化チタンと同様に防カビ効果がまったくと言ってよいほど無いのに、HPにはあたかも効果があるようにPRしている詐欺的な製品も存在します。弊社の施工代理店の1社が、かつてその詐欺的な製品を扱い、クレームに悩まされたことを教えてもらいました。

あまり他社製品の批判はしたくはありませんが、消費者様が「失敗した」とお感じになられたり、「光触媒は効果が無い」と勘違いされたりなされないように、あえて伝えさせていただきたいと思います。

銅ドープ酸化チタンと銅ハイブリッド光触媒の違い

銅ドープ酸化チタンに似たもので、銅ハイブリッド光触媒というものがあります。銅ハイブリッド光触媒は、酸化チタン光触媒コーティング剤に銅イオンを混ぜ込んだだけの製品です。酸化チタンと銅が結合していないので、基本的に紫外線でないと反応しませんから、効果は限定的です。銅ドープ酸化チタンと間違わないようにご注意ください。

なお、銅ドープ酸化チタンという言葉はあまり普及していませんから、銅ドープ酸化チタンのことを「銅ハイブリッド酸化チタン」と称してPRしているところもあります。弊社が開発した銅ドープ酸化チタンを卸している企業が、「銅ハイブリッド酸化チタン」と称してPRしている場合もあります。

銅ハイブリッド酸化チタンの詳細は、「ハイブリッド光触媒とは?ドープとの違い」をご参照ください。

光触媒と他の方法との防カビ比較

室内の防カビには、光触媒を利用する方法以外にも、いくつかの方法があります。それは、防カビ剤や金属イオンが含まれた薬剤を部屋の中に塗布する方法です。

  • 防カビ剤
  • 銅イオン

防カビ効果の持続期間の違い

これらの方法と光触媒コーティングでは、大きな違いがあります。それは、効果の持続期間です。

防カビ剤や銅イオンを使った防カビ剤ですと、それらの成分を消費してしまったら、防カビ効果がなくなってしまいます。それに対して光触媒は、その効果は光が当たったら防カビ効果を発揮するので、効果の持続期間は半永久的です。銅ドープ酸化チタンであれば、暗所でも防カビ効果を発揮します。

しかも、光触媒コーティング剤に使用する接着成分(バインダー成分)には、主にアモルファス酸化チタンが使用されます。アモルファス酸化チタンは、塗布して乾燥したら、塗装面に強固に付着するので、持続期間がとても長いです。

ですので、防カビ効果の持続期間は、光触媒コーティングに軍配が上がります。

防カビ剤や銅イオンを利用したものは、効果の持続期間は1~3年のものが多いです。部屋を1~3年毎にリペアしないといけないことを考えると、もっと効果が持続するものを利用したいものです。

銅ドープ酸化チタンを使った室内用光触媒コーティング剤は、弊社製品であれば効果は10年以上継続します。1回コーティングしたら、3~10倍もの効果が持続します。また、天井や手の届きにくい壁であれば、人が触れることがほとんどないため、効果はさらに長くなります。まだ試験中ですし、また環境にもよりますが、おそらく最長で20年ほど防カビができるものと推定します。

効果の高さの違い

防カビ効果の高さは、種類にもよりますが、防カビ剤がもっとも効果がある可能性があります。しかし、防カビ剤が身体に悪い可能性もあるので、あまり強いものを部屋中に塗布することは、好ましくありません。

銅イオンを利用したものも効果が高いのですが、持続期間が1~3年ほどと短いことが難点です。

銅ドープ酸化チタンを利用すれば、暗所でも触媒効果を発揮してくれるので、暗所での防カビも可能です。

高い防カビ効果が10年以上継続する光触媒コーティングなら、弊社製品の利用をご検討ください。

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング施工

光触媒コーティングは、室内のカビ対策にとても効果的なのですが、デメリットもあります。それは、施工に専用の機材と塗装技術を必要とすることです。

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)

新築マンションのカビ対策を光触媒コーティングで行う場合は、まず銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤を選択します。

弊社の業務用製品であれば、「屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)」です。

この光触媒コーティング剤は、世界で初めて銅ドープ酸化チタンを使った製品です。開発されたのが22年ほど前ですが、それ以降、効果の高さ、耐久性、施工のしやすさなどを何度も改善し、今の製品にたどり着きました。

完全な無機成分だけで構成された液剤ですから、防炎が要求されるホテルや介護施設などでも、特別な申請をしなくてもご利用いただけます。

光触媒コーティング施工をするための機材

光触媒コーティングは、銅ドープ酸化チタンなどの光触媒が添加された液剤を、専用の塗装機械を用いて塗装します。

弊社製品の塗装は、ABAC温風低圧塗装機を用います。次の写真は、ABAC温風低圧塗装機SG-91です。

ABAC温風低圧塗装機SG-91とスプレーガン

スプレーガンの塗料カップに光触媒コーティング剤を充填し、ブロワーユニットを起動させて塗装します。

もし刷毛などで光触媒コーティングを塗布すると、光触媒コーティング剤を塗り過ぎてしまうため、塗装面が白っぽくなってしまったり、シミが出てしまったりと、景観を損ねてしまう場合があります。光触媒コーティング塗装は、施工技術者にお任せください。

施工費用を安く抑える方法

光触媒コーティング施工を安く抑える方法は、新築マンションに引っ越しをする前、入居前に施工を依頼することです。

引っ越し後ですと、室内に荷物が置いてある状態となり、荷物や家具を移動させたり、それらに光触媒コーティング剤がかからないように養生したりする手間や時間がかかり、施工費用が高くなってしまいます。

光触媒コーティング施工費用を安く抑え、施工期間も短くできるように、施工は入居前のタイミングでご依頼ください。

光触媒コーティングの施工依頼はどこに依頼する?

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング施工であれば、弊社の光触媒製品を扱う施工代理店にご相談ください。

東京23区内やその周辺地域の新築マンションで光触媒コーティング施工の実績が多い施工代理店は、株式会社フロンティアライフパートナーズです。

施工のご依頼は、弊社までお気軽にご相談ください。

この記事の著者/責任者

島田幸一

株式会社イリス 代表取締役
島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

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