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室内犬の匂い対策に効果的な光触媒コーティング施工とは?

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室内犬の匂い対策に効果的な光触媒コーティング施工とは?

室内犬がいると、いろいろなところでオシッコやウンチ、マーキングをしたり、食べ物やゴミを散らかしたりと、何かと掃除が大変なこともあります。

そうすると、部屋の中の細菌やカビ、匂いが気になります。

ペット用の消臭スプレーや除菌スプレーもありますが、根本的に匂い対策をする方法として、光触媒の抗菌・消臭コーティング施工があります。

この記事では、光触媒とはどういったものか、室内犬の匂い対策で効果的な光触媒の種類は何か、施工方法や費用はどれくらいかかるのかといったことを解説いたします。

光触媒の意味と消臭の仕組みは?

光触媒とは聞きなれない言葉かもしれません。読み方は、「ひかりしょくばい」です。

光触媒とは?

光が付いていない、「触媒」でしたら、エンジンを搭載しているすべての自動車に利用されています。

自動車の触媒は、排気ガスに含まれる一酸化炭素や窒素酸化物といった有害物質の分解を促進してくれる性質があります。しかも、分解しても触媒自体は成分が変質しないので、半永久的に利用できます。ですから、自動車の車検のときに、触媒を交換するといったことはありません。

自動車の触媒は、高温の排気ガスで温められると、その熱エネルギーで効果を発揮します。それに対して光触媒は、光が当たることで効果を発揮する触媒のことです。

光触媒は、光が当たるとOHラジカルが発生し、それに触れる匂い成分を分解してくれて、水や二酸化炭素といった匂いの無い成分になります。OHラジカルとは、匂い成分を強力に酸化分解してくれる消臭成分です。

光触媒を室内に利用しておけば、消臭成分が自動的に発生し、室内犬によって発生する匂いを根本的に分解消臭してくれます。

光触媒による消臭メカニズム。光触媒が光や空気と反応してOHラジカルが発生。

光触媒による消臭の仕組み

光触媒による消臭の仕組みを、もう少し詳しく解説いたします。少し難しい言葉が出てきますから、読み飛ばしていただいてもかまいません。

要するに、「光が当たればOHラジカルが発生し匂いを分解できる」と覚えておいてください。

次の図をご覧ください。

光触媒に光が当たってOHラジカルが発生する仕組み

光触媒に光が当たると、光触媒から電子(e)が飛び出してきます。電子が空気中の酸素(O2)と反応して、スーパーオキシド(O2)を発生させます。これも匂いを分解する性質があります。

スーパーオキシドは水(H2O)と反応して過酸化水素になります。過酸化水素はすぐに2つに分裂してOHラジカル(・OH)を発生させます。

また、飛び出した電子と対になるように正孔(せいこう、h+)が発生します。電子が抜けた穴が、電気的にプラスを持ちます。正孔が水から電子を奪うことでもOHラジカルが発生します。

OHラジカルは、強い酸化力を持つ物質で、匂い成分とくっついて酸化分解する性質を持ちます。酸化分解された匂い成分は、水や二酸化炭素といった無臭の成分になり、匂い成分を根本的に消臭してくれます。

OHラジカルは除菌もしてくれる

OHラジカルは、細菌類にも作用し、細菌類の表面の粘膜や成分、細胞壁、突起といったものを酸化分解してくれます。すると、細菌類の活動を抑制されたり、死滅したりします。

そのようなことで、光触媒を室内に施工しておくと、OHラジカルが自動的に発生して、室内の除菌ができます。

しかも、光触媒は光が当たり続けることで除菌し続けますから、いわゆる抗菌ができます。もちろんウイルスにも作用しますから、抗ウイルスにもなります。

光触媒によって、ペットやその周りから出る匂いを分解消臭するだけでなく、細菌類によって発生する匂いも根本的に消臭ができます。

室内犬の匂い対策で効果的な光触媒の種類は?

光触媒による消臭メカニズムについてご理解いただいたところで、光触媒の種類をご説明します。光触媒の種類によっては、効果がまったく無いものや、ほとんど効果の無いものもあるので、少し詳しく、本音トークでご説明いたします。

長くなるので、要するに何を使用したらいいのかを知りたい方は、「銅ドープ酸化チタンがいちばん良い」ということと、「他のものは、ほとんど効果が無い」の2点だけ覚えて、読み飛ばしてください。

光触媒の種類

室内のコーティング施工で利用されている光触媒の種類は、主に次のものがあります。

  • 酸化チタン
  • 酸化チタン+銅イオン(銅ハイブリッド酸化チタン)
  • 酸化チタン+銀イオン(銀ハイブリッド酸化チタン)
  • 銅ドープ酸化チタン
  • 窒素ドープ酸化チタン
  • 酸化タングステン

他にもいろいろな種類があるようですが、ほとんど効果の無いものもあるようなので、ご注意いただきたいと思います。

では、これらの種類の効果のほどを解説いたします。

酸化チタンの性質

光触媒としてもっとも利用されているものが酸化チタンです。酸化チタンは、紫外線が当たることでOHラジカルを発生させます。つまり、紫外線が当たらないと消臭効果がありません。

光には、日焼けでよく出てくる紫外線、目に見える可視光、暖房器具で出てくる赤外線の3種類があります。

室内犬の匂いは室内でのことです。酸化チタンは、その紫外線が当たると、とても高い消臭効果を発揮するのですが、室内の照明器具からは紫外線が出ていないので、室内で利用しても消臭ができません。

ハイブリッド酸化チタンはどうか?

そこで、酸化チタンに銅イオンや銀イオンといった金属イオンを混合した製品もあります。

しかし、それらの金属イオンは抗菌に効果があるのであって、消臭効果はありません。細菌類を抑制することで、細菌類が出す匂いを抑えることができますが、匂いそのものを消臭することができないのです。ですから、室内犬の匂い全般に効果があるわけではございません。

室内犬の匂い全般に消臭効果を発揮するのは、紫外線が当たったときのみとなります。

ハイブリッド酸化チタンの製品によっては、「顕微鏡で見ると銅粒子がびっしり」と謳っているものもありますが、顕微鏡で見えるほどの銅粒子は、ペットや人が触れたり、掃除したりすると落ちていってしまうと思います。また、水分が無いとそれらがイオン化することはほとんどありませんから、効果は期待できません。

製品によっては硫酸銅を使ったものもあります。硫酸銅は農薬ですから、部屋の中に農薬を吹き付けるようなものです。濃度を低く抑えているはずなので安全だと思いますが、このような製品にも注意したいものです。

窒素ドープ酸化チタンと酸化タングステンはどうか?

窒素ドープ酸化チタンと酸化タングステンは、蛍光灯やLED照明といった照明器具の光でも反応します。ただし、手術室並みの明るい光を当てないと効果がありません。

光触媒は、明るい光であればあるほど消臭力が高くなります。また、光触媒成分を濃くしても消臭力が高まります。

室内の光は、昼間であれば手術室の1/2程度、夜であれば1/5程度まで下がりますから、昼間であればかろうじて消臭ができますが、夜のリビングでは消臭がほぼできません。

窒素ドープ酸化チタンを使った製品のホームページを見ていると、「塗装面が真っ白になってしまうので注意してください」というようなことが書かれてありました。白い壁紙クロスに塗装するのでしたら問題ありませんが、床や木目調のもの、ソファーや椅子といったものに塗装すると、まだら模様が出てしまうことを覚悟してご利用ください。

夜の匂いは我慢するか、部屋中を真っ白にするかのどちらかになります。どちらにしても消灯したら消臭はできません。

銅ドープ酸化チタンは夜間でも消臭が可能

最後に銅ドープ酸化チタンです。銅ドープ酸化チタンは、酸化チタンに酸化銅を結合させた光触媒です。銅ドープ酸化チタンも、室内の照明で消臭効果がありますが、窒素ドープ酸化チタンや酸化タングステンと比べて、10~20倍ほどの消臭力があります。

銅ドープ酸化チタンの効果を100としたときの他の光触媒との効果比較

その効果の高さがゆえに、夜の薄暗いリビングでも消臭効果を発揮します。

また、酸化チタンに結合されたナノサイズの酸化銅は、光が当たっていなくても触媒効果を発揮するようで、光が当たっているときほどではありませんが、深夜の消灯時にも消臭力を発揮します。

直射日光、明るい部屋、薄暗い部屋、消灯した部屋のそれぞれの部屋で効果のある光触媒の種類

光触媒の専門家からすると、「光が無くても触媒効果があるので、銅ドープ酸化チタンは光触媒ではない」と言われることがあります。しかし、室内犬の匂いが24時間消臭でき、ペットに安全な成分ですから、名称はともかく室内犬の匂いの消臭なら銅ドープ酸化チタンを選ぶことをおすすめします。

銅ドープ酸化チタンの施工方法は?

銅ドープ酸化チタンを室内全体に塗装する方法は、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤を、専用の塗装機械とスプレーガンを使って塗布します。

光触媒コーティング剤とは?

光触媒コーティング剤とは、光触媒と接着成分が入った液剤です。

光触媒だけの液剤ですと、一時的な消臭には効果がありますが、光触媒が落ちていってしまうため、効果がそれほど持続しません。接着成分が入ることによって、塗布面に光触媒が強固に固定化されますから、継続的な匂い対策に効果的です。

銅ドープ酸化チタン光触媒を使った消臭スプレー「ペットの消臭」

接着成分が入っていない液剤をスプレーボトルに入れた製品もあり、光触媒スプレーという名称で市販されています。弊社の銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーは「ペットの消臭」という名称で市販しています。

この製品は、ペットショップでも採用されており、プロ仕様としても活躍する製品です。

光触媒コーティング施工は、専用の塗装装置を用いて行うので、専門業者にご依頼ください。

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤

屋内用光触媒コーティング剤

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)

銅ドープ酸化チタンを使った室内用光触媒コーティング剤は、弊社製品であれば屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を用いてください。

この製品は、銅ドープ酸化チタンとアモルファス酸化チタンを使った無臭の無機塗料です。製造は弊社の工場で行っています。

光触媒成分銅ドープ酸化チタン
接着成分(バインダー)アモルファス酸化チタン
その他

特長は次の通りです。

  • 室内のいろいろな箇所に塗装可能
  • 無色透明
  • 無臭
  • 犬に安全な成分のみ

室内犬が普段利用しているマットレスやソファー、いっしょに寝る布団にも塗布ができます。また、地下室や押し入れの中といった、普段に照明を点灯させない部屋の防カビであれば、抗菌力を高めた姉妹品である銀イオンをハイブリッドした製品をご利用ください。

車用光触媒コーティング剤

車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)

自動車の車内の匂い対策は、車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)を用います。

屋内用を車内に使用すると、銅ドープ酸化チタンの成分が濃いので、車内の黒色のシート等に塗布したときに、白っぽい色が目立ってしまう場合があります。

車用の成分は、次の通りです。

光触媒成分銅ドープ酸化チタン
接着成分(バインダー)アモルファス酸化チタン
その他水、界面活性剤、その他

車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)は、銅ドープ酸化チタンの成分量を調整しており、車内でも美しい仕上がりになります。成分量は抑えてありますが、自動車の車内は直射日光が入るので、高い消臭力を発揮するのでご安心ください

シートやフロアマットなど、犬が汚して匂いが出るような箇所に塗装ができます。車で犬の匂いが気になる方は、車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)のコーティング施工をご検討ください。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の安全性

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、次の試験を第三者機関にて行っていただき、安全性が確認されています。

  • 急性経口毒性試験
  • 皮膚一次刺激性試験
  • 皮膚感作性試験
  • 変異原性試験
  • 重金属等の溶出試験

塗装機材と塗装方法

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)や車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)の塗布には、次の機材のどちらかを用います。

  • ABAC(アバック)温風低圧塗装機
  • 不織布

ABAC温風低圧塗装機は、ドイツABAC社製のスプレー装置です。次の写真は、ABAC温風低圧塗装機SG-91です。

ABAC温風低圧塗装機SG-91とスプレーガン

上側の大きな装置がブロワーで、温風が噴き出し、スプレーガンに送られます。スプレーガンの塗料カップに液剤を充填してトリガーを引くと、細かな霧が吹き出します。屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)や車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)には、スプレーノズルの口径が0.3mmといった小口径ノズルを利用します。

ABAC温風低圧塗装機は、壁や天井、床といた広い面や、ソファーや布団といった布製品に塗布するときに使用します。

不織布は、ABAC温風低圧塗装機では塗布しにくい、形状が複雑な箇所に塗布するときに使用します。例えば、トイレの便器やその裏側、犬ゲージの網といった箇所に塗布する場合です。

広い箇所はABACを、複雑な形状は不織布を利用します。

施工の流れ

床をコーティングしている様子

屋内の施工の流れは、次の通りです。

  1. 施工前の臭気測定やATP値測定(必要であれば)
  2. 家具や荷物の移動
  3. 塗装面の清掃
  4. 塗装しない箇所の養生(ようじょう)
  5. 下地保護剤(プライマー)の塗布
  6. 乾燥
  7. 屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の塗布
  8. 乾燥
  9. 施工後の臭気測定やATP値測定(必要であれば)

臭気測定は、測定装置を用いて行います。臭気が強い部屋では、ご依頼があれば臭気測定をして施工後の効果を比較します。

ATP値測定とは、生物汚れを数値化したものです。この数値が高いと細菌類の汚れが多いことを意味し、施工前後の効果を比較します。ATP値はキッコーマン製ルミテスターという装置で測定します。

新築やリフォーム後で入居前の住宅であれば、臭気測定やATP値測定、家具や荷物の移動は必要ございません。

養生とは、塗装しない箇所をビニールシートやビニールテープで覆ってしまうことです。例えば、窓ガラスやコンセント、照明器具、電子機器、プランターといったものを養生します。

下地保護剤(プライマー)とは、光触媒から下地が劣化することを防止ための液剤です。直射日光が当たる箇所は、光触媒が強く反応し、下地が2~3年ほどで色あせしたり、少しクリーム色に変色したりすることがあるので、それを防止します。

例えば、直射日光が射し込む窓にあるカーテンや壁紙に塗布し、乾燥してから光触媒コーティングをします。

最後に、必要であれば施工後の臭気測定やATP値測定を行い、施工前の数値と比較して効果を確認します。

どういった箇所にコーティングができる?

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)をコーティング塗装できる箇所は、次のような材質です。

  • 木材(無垢材や集成材)
  • 布製品(ソファーやカーテン、椅子、クッション、カーペット、マット、布団など)
  • ウレタン(お風呂や洗面台、エアコン・空気清浄機・サーキュレーターなどのフィルター)
  • 不織布(空気清浄機やファンヒーター、大型空調機のフィルターなど)
  • メラミン樹脂(キッチンパネルなど)
  • 紙(クロスなど)
  • 漆喰
  • ステンレス(ゲージ、キッチンや厨房の機器など)
  • ペンキの塗装面
  • 石膏ボード(システム天井など)
  • 室内の打ちっ放しコンクリート
  • 防炎カーテンや難燃カーテン
  • 人工観葉植物(造花)

施工費用の相場は?

光触媒コーティングをご検討中の方は、費用の相場が気になられることでしょう。少し詳しくご説明いたします。

施工費用の内訳

光触媒コーティング施工費は、さまざまな費用の合算になります。項目が多いとわかりにくいので、弊社の光触媒コーティング施工部で出している見積もりは、次の4項目ほどにしています。

  • 清掃費
  • 光触媒コーティング塗装費(単位面積当たりの施工単価)
  • 諸経費
  • 出張費

諸経費は、次のような費用がざっくりと盛り込まれています。

  • 現地調査費
  • 現場管理費
  • 臭気測定費/ATP測定費(必要であれば)
  • 機材準備費
  • 養生費
  • 報告書作成費(必要であれば)

吹き抜けのある住宅で、その天井にもコーティング塗装したいというご要望があれば、足場を設置する必要がありますから、その費用がかかります。足場の費用は高額になりやすいので、費用対効果を考えると、吹き抜けの天井は避けた方が良いと思います。

施工単価の相場

光触媒コーティング塗装費は、単位面積当たりの施工単価で計算されます。「1m2当たりいくら」といった具合です。

施工単価の相場は、地方であれば2,500~3,500円/m2ほど、東京都内であれば4,000~5,000円/m2ほどです。

下地保護剤(プライマー)を塗装する箇所は、材料費と塗装の手間がかかりますが、面積はそれほど広くないので、費用に含まれていることが多いです。大きな窓ガラスで、部屋中に直射日光が入るような建物でしたら、プライマー塗装の費用がかかる場合があります。

延床面積60m2、2LDKマンションの部屋すべてを施工した場合の相場

都内にある60m2、3LDKの戸建ての部屋全体に光触媒コーティングを行う場合の相場を計算したいと思います。塗装面積は、おおよそ180m2になります。

光触媒コーティングの単価は、東京都内を想定して4,000円/m2とすると、光触媒コーティング塗装費は72万円となります。諸経費で8万円とすると、おおよそ80万円ほどになります。

施工時間は、3人で行ったとして6~7時間です。

新築マンションでなければ、室内全体を大掃除したり、家具を移動させたりしないといけませんから、費用は100万円ほどかかります。

室内犬を飼っている部屋だけの施工ですと、費用は安くなります。

施工費用を安く抑える施工のタイミングは?

施工費用を安く抑えるためのポイントは、新築住宅を購入した直後や、リフォームを行った直後に施工することです。すると、家具の移動が必要なく、養生が少なくて済み、清掃も塗装面を拭き掃除をする程度ですから、それらの費用を削減することができます。

光触媒コーティング施工は早めにご相談いただき、住宅を購入したりリフォームが完了したりしたタイミングで、引っ越しをする前に合わせてご依頼ください。

施工後のメンテナンスは?

光触媒コーティングをした後のメンテナンスですが、もちろん室内犬がウンチやオシッコをしたり、部屋を汚したりした場合には清掃を行ってください。

部屋の中に匂いの発生源があると、光触媒コーティングで消臭ができると言っても、部屋の中に匂いが漂いますから、匂いを感じます。

清掃をしたら、匂いを順次分解していってくれるので、しばらくすると匂いは消えると思います。

以上、室内犬の匂い対策として効果的な光触媒コーティングについて解説いたしました。

銅ドープ酸化チタンを使った施工をご希望の方は、弊社もしくは弊社施工代理店までお気軽にご相談ください。

弊社では、銅ドープ酸化チタンで手軽に消臭ができる光触媒スプレー「ペットの消臭」を一般販売しています。光触媒コーティングと光触媒スプレーを組み合わせて、快適な室内犬との生活をお楽しみください。

佐賀県や福岡県、長崎県の光触媒コーティング施工は、イリス光触媒コーティング施工部ホームページをご覧ください。その他の地域にお住まいの方は、弊社製品を扱う施工代理店をご紹介させていただきます。

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この記事の著者/責任者

島田幸一

株式会社イリス 代表取締役
島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

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