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トラックのタバコの臭い対策に光触媒コーティング

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トラックのタバコの臭い対策に光触媒コーティング

トラックの長距離運転手さんは、タバコを吸っている人は、割合多いと思います。

トラックは新しいものに買い替えるときに、古いトラックを販売すると思いますが、タバコ臭い場合には、販売価格が数十万円も下がってしまうことがあります。

トラックのタバコの臭いを防止する方法が、たったの数万円でできます。

その方法とは、光触媒コーティングです。

ぜひ導入していただき、快適にトラックを利用しつつ、中古トラックを売却するときに元を取って余るくらいの利益をもたらします。

ただし、光触媒コーティングであれば何でも良いわけではなく、トラックのタバコの臭い防止に、まったく効果の無い製品もあります。また、効果の高い光触媒コーティングをしても、車内環境によっては臭いが消えない場合もあります。

この記事では、光触媒コーティングによってトラックのタバコの臭いを強力に消臭するための、光触媒コーティングの魅力や、光触媒コーティング剤の選び方、施工方法などについて解説いたします。

トラックのタバコの臭い対策

トラックのタバコの臭い対策として光触媒コーティングのメリットと、車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)の実力をご紹介します。

光触媒コーティングのメリット

光触媒コーティングのメリットは、次のものになります。

  • トラックの買い取り価格が下がりにくい
  • タバコを吸わない同乗者への配慮ができる
  • 継続的に消臭し続けてくれるので手間がかからない

トラックの運転席がタバコ臭いと、トラックを売却したいときに買い取り価格が下がってしまいます。

中古トラックを販売している業者様に確認したところ、大型トラックの場合は、タバコの臭いがまったくしないトラックと比べて、販売価格が最大40万円ほども価格が下がってしまうこともあるそうです。

そういったこともあり、タバコ臭いトラックは、中古トラックとして売却するときには、不利になってしまいます。

トラックの運転席がタバコ臭くなる前に、光触媒コーティングをしておけば、タバコの臭いを防ぐことができます。そして、中古として売却するときに、値段も下がりにくくなります。

また、トラックでタバコを吸わない人が同乗することもあります。タバコを吸わない人にとっては、隣でタバコを吸う人がいたら、たまったものではありません。タバコを吸う人が上司や先輩であれば、「吸わないでください」とも言えません。

消臭力の高い光触媒コーティング剤を車内に塗装しておくと、タバコの煙が直接同乗者の方に行かなければ、タバコの臭いがあまり気にならないくらいに車内を消臭することができます。

そして、光触媒コーティングは一時的な消臭ではなく、継続的に消臭し続けてくれます。ドラッグストアなどで販売されている消臭スプレーは、スプレーしたときだけ消臭ができます。それに対して光触媒コーティングでは、光触媒成分が車内に付着し、触媒の消臭効果を発揮してくれるので、手間なくタバコの臭いを消臭し続けてくれます。

車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)の実力

光触媒コーティング剤にはいろいろな種類があります。弊社が自動車用として開発した車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)は、大手自動車メーカーの高級車には20年以上、大手トラックメーカーにはバス用として6年以上、純正品として採用され続けている実力です。

弊社製品が採用されている高級車に同乗したことがありました。高級車のオーナー様は、灰皿いっぱいに吸い殻が入っていたので、相当タバコを吸っていると思います。それでも車内はタバコ臭くありませんでした。そして、運転を始めてすぐにタバコを吸いはじめましたが、その臭いもあまり気になりませんでした。

また、車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)の耐久性ですが、ディーラーオプションカタログでは、5年間10万キロの保証がありますので、5年以上の耐久性が保証されています。

タバコの臭いを強力消臭できる秘訣は「銅ドープ酸化チタン」

光触媒にはいろいろな種類があります。数ある種類の中で、トラックの運転席でも光触媒の消臭効果を強力に発揮する成分は、銅ドープ酸化チタンといわれる成分です。

確かに、光触媒は光が当たると消臭効果を発揮しますが、どのような光でも効果を発揮するわけではありません。

例えば、酸化チタン光触媒であれば、紫外線が当たることによって消臭効果を発揮しますが、青色や緑色の光といった紫外線以外の光では、消臭効果がまったくありません。

トラックの車内の光は、直射日光が入りますが、紫外線カットガラスのため、紫外線量が少ないため、酸化チタン光触媒ではあまり効果がありません。ですから、「光触媒コーティングをしたのに、タバコの臭いが消えない」と言われる方は、光触媒成分選びに失敗しています。

銅ドープ酸化チタンは、酸化チタンに銅を結合させた特殊な成分なのですが、紫外線だけでなく青色の光にも強力に反応して、タバコの煙や臭いを酸化分解してくれます。しかも、添加されたナノサイズの酸化銅が常温でも触媒の効果を発揮するらしく、夜間でもタバコの臭いを消してくれる優れものなのです。

光触媒コーティングをしても
タバコの臭いが消えない中古車のパターン

車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)を利用しても、タバコの臭いが消えないパターンがあります。それは、すでにタバコをたくさん吸ってきた場合です。

車内に光触媒コーティングしても車内の備品から臭いが出てくる

タバコをたくさん吸った人の場合は、車内のいたる所にタールが付着しています。エアコン内部やエアコンフィルターにもタールがたくさん付着しています。車内で利用しているマットレスや座布団、首枕、いろいろな備品などにもタールが付着しています。

光触媒コーティング施工をする前に、車内を入念に清掃して、車内に付着したタールを取り除かないといけません。

しかし、いくら車内を光触媒コーティングしても、エアコン内部の清掃やエアコンフィルターの交換をしないと、エアコンをONにしたときにタバコの臭いが噴き出てきてしまいます。また、使用してきたタバコ臭いマットレスや座布団などの備品を、そのまま車内に戻したら、そこからも臭いが出てきてしまいます。そのため、光触媒コーティングをする前に、そういった箇所の清掃や交換も必要です。

それを怠ると、いくら車内に光触媒コーティングをしても、タバコの臭いが消えていないように感じます。

新車時に施工するか、中古車は入念な清掃と備品の一新をするか

車内のタバコの臭いを防ぐためには、新車のときに光触媒コーティングをしておき、マットレスや座布団などの備品を入れたときにも、それらの備品にも光触媒コーティングをしておくことです。

また、中古車に光触媒コーティングをする場合は、エアコン内部を高圧洗浄し、エアコンフィルターを交換し、車内の備品を一新することが大事です。

トラック運転席の光触媒コーティング施工の費用

トラックを売却するときに、数十万円も値段が下がってしまうわけですが、光触媒コーティングをする費用が数十万円もしてしまったら、本末転倒です。トラック運転席の光触媒コーティング施工の費用が気になるところです。

光触媒コーティング施工費用は、次の3つの要素で決まります。

  1. 塗装費
  2. 清掃費
  3. 諸経費
  4. 出張費

塗装費

塗装費は、単価と面積を掛けたものです。一般的な光触媒コーティングとプライマーの塗装を合わせた単価は、2,500円/m2~3,000円/m2ほどです。これにトラックの中の塗装面積を掛けたら、塗装費が計算できます。

トラックの運転席の広さは、トラックの大きさであまり変わりませんが、仮眠スペースの有無やマットレスや座布団などの備品に塗装するかどうかで費用が加算されます。塗装費は、おおよそ40,000円~60,000円ほどと思います。

清掃費

トラックの運転席がすでにタバコ臭い場合は、トラックの中を入念に清掃する必要があります。タールが付着してべたべたしている場合もありますから、入念に取り除きます。また、エアコンの内部も清掃やフィルターの交換が必要となります。そういった費用もかかります。

タバコ臭いマットレスや座布団、枕、シートカバー、カーテンなどをコインランドリーで洗濯する費用、エアコン内部を高圧洗浄する費用、フィルター交換の費用といった、清掃のための費用です。トラック内の片付けや清掃の費用は、分量や内容に応じますが、最大50,000円ほどになると思います。

清掃は、ご自身で行っていただければ、費用はかかりません。どの程度の入念な清掃が必要なのかは、弊社までご相談ください。マットレスや座布団などの備品は、できれば一新されて、新品に光触媒コーティングをすることをおすすめします。

諸経費と出張費

諸経費は、塗装機材の準備になります。出張費は、トラックの場所まで塗装しに行くための出張費になります。諸経費は、おおよそ10,000円ほどと思います。

出張費は、施工業者からトラックが駐車してある場所までの出張費になります。

トラック運転席の光触媒コーティングの流れ

トラック運転席に光触媒コーティングをする流れは、次の通りです。

  1. 車内の掃除
  2. プライマー塗装
  3. 光触媒コーティング塗装

全体の作業時間は、乾燥の時間によって異なりますが、新車の場合は2~3時間ほどです。中古車の場合は、それに清掃の時間が加えられますから、入念な清掃を要する場合には4~6時間ほどの作業となります。

車内の掃除

光触媒コーティングをする前に、車内を入念に清掃します。新車の場合は、清掃はほとんど必要ございません。運転席のビニールカバーを外して施工します。

中古車の場合は、タバコのタールがこびり付いていたら、それを取ります。タールを取らないと、光触媒コーティングしても臭いが出てくる場合があるからです。

タールは運転席だけでなく、エアコン内部にも入り込んでいます。エアコン内部も洗浄をし、古いフィルターは交換してください。

トラック内にマットレスや座布団、枕、シートカバーなどの備品がたくさんある場合には、それらの清掃も必要となります。マットレスや座布団などのスポンジ製品や布製品といったものは、お近くのコインランドリーで洗濯いたします。

ご自身であらかじめ清掃をする場合は、弊社までどれくらい清掃したら良いのかをご相談ください。

プライマー塗装

車用プライマー(ASR02-C)

プライマーとは、下地剤のことです。光触媒は光エネルギーでタバコの煙や臭いを分解してくれますが、同時に運転席の樹脂やプラスチック類も分解し、劣化させることがあります。

それを防ぐために、光触媒コーティング塗装の前にプライマーを塗装し、光触媒と樹脂などが直接触れないようにします。

弊社のプライマーは、「車用プライマー(ASR02-C)」です。

プライマーを塗装したら、乾燥させます。乾燥は、夏であれば30分ほど、冬であれば2時間ほどです。乾燥中は、窓を開けっ放しにしておきますが、冬であれば暖房をかけると早く乾燥します。

光触媒コーティング塗装

銅ドープ酸化チタンを使った車用光触媒コーティング剤BXR02-C

プライマーが乾燥したら、光触媒コーティングです。液剤には、車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)を用います。

運転席の天井やシート、ダッシュボード周り、床や床マット、仮眠スペース、エアコン内部、エアコンフィルターといった運転席全体に塗装します。マットレスや座布団、カーテンは、両面に塗装します。

エアコン内部の光触媒コーティングは、トラックの送風をONにして、吸い込み口から光触媒コーティング剤を塗布し、エアコン内部に液剤を行きわたらせます。

塗装後は乾燥させますが、乾燥時間はプライマーと同じで、夏であれば30分ほど、冬であれば2時間ほどです。

光触媒コーティング施工に必要な設備

光触媒コーティング施工に必要な設備を解説いたします。

プライマーや光触媒コーティング剤の塗装機械

プライマーや光触媒コーティング剤の塗装には、専用の塗装機械を用います。弊社では、ABAC温風低圧塗装機を推奨しています。

光触媒コーティング塗装に最適なABAC温風低圧塗装機とスプレーガンSG-91

この写真は、ABAC温風低圧塗装機SG-91です。小型で取りまわしの便利な機械ですので、トラック運転席の光触媒コーティングに最適です。

ABAC温風低圧塗装機SG-91の概要や使い方などは、「ABAC温風低圧塗装機SG-91と光触媒コーティング塗装方法」をご覧ください。

スプレーガンのノズルには、φ0.3mmやφ0.5mmといった小口径のノズルを利用します。φ0.8mm以上の大口径のノズルを利用すると、プライマーや光触媒コーティング剤が無駄に吹き出し、塗布面が斑になりやすいので使用は推奨していません。

光触媒コーティングには、このような塗装機械を利用するため、トラックのオーナー様ご自身ではできないため、施工は塗装業者にご依頼いただくことになります。

電源と水道のご準備

施工前に車内を掃除するための電源と水道が必要です。電源は車内に掃除機をかけるために必要となります。水道は、拭き掃除をするために必要です。

また、ABAC温風低圧塗装機を動作させるための電源もお客様にてご用意いただくことになります。最大電流値は、12Aになります。

電源の準備ができない場合は、施工はできませんので、ご理解のほどをお願いします。

以上、トラックの運転席のタバコ臭の消臭ができる光触媒コーティングを解説いたしました。車内で効果的な光触媒は、銅ドープ酸化チタンであること。中古車の場合は、車内を入念に清掃すること、使用中のトラックの場合は備品を清掃することや一新することが大事だということを、ご理解いただけたことと思います。

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティングは、荷台やコンテナの臭いの消臭も可能です。

トラックの車内のタバコ臭を強力に消臭できる光触媒コーティング塗装なら、弊社もしくは弊社の製品を扱う塗装業者までお気軽にご相談ください。自動車の塗装に対応している塗装業者一覧は、自動車内装の光触媒コーティング施工代理店をご覧ください。

また、中古トラックを販売している販売店様にて、弊社製品を使った光触媒コーティング事業を始めたい方も、弊社までお気軽にご相談ください。弊社では、塗装の仕方を学べる施工講習会の開催や、施工機材の販売、弊社ホームページでのPRなども行っており、中古トラック販売店様をサポートいたします。

ご相談をお待ちしております。

この記事の著者/責任者

島田幸一

株式会社イリス 代表取締役
島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

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