つけまつげのメーカー様からのご依頼で、光触媒の除菌コーティングをした事例をご紹介します。
つけまつげは、男性である私からすると、よくわからないのですが、オシャレな女性では必須アイテムだと思います。
つけまつげは、何度か利用するようですので、除菌や汚れが気になる方もいらっしゃるようです。
つけまつげの汚れ
つけまつげは、使用していると次第に雑菌や汚れが付着してくるものです。
つけまつげを再利用できる回数の目安は2~3回だそうです。使用後は、綿棒などでしっかりと洗浄をし、消毒用アルコールなどで除菌をしてから保管する人が多いようです。
消毒用アルコールなどで除菌をしていても、手で触ると、手の雑菌がつけまつげに付着しますから、丁寧な除菌が求められます。
つけまつげの除菌が気になる方は、「除菌コーティングされたつけまつげ」を利用すると良いと思います。光触媒は、アレルギー物質を分解することでも知られています。
でも、目の付近に付けるものですから、「どのような除菌剤を使用しているのか?」が気になります。目に悪いものは利用したくありません。
その点、酸化チタンは「毒性がほとんど無い」というか、食品添加物としても利用されている成分です。
つけまつげメーカー様からの光触媒加工のご依頼
そういったお悩みを持たれていた、つけまつげのメーカー様から、「光触媒でつけまつげを除菌できないか?」とご相談いただきました。
つけまつげを光触媒コーティングすることで、除菌は可能です。弊社にて、つけまつげ用の光触媒コーティング剤を開発し、除菌コーティング加工も弊社にて請け負うことになりました。
メーカー様は、光触媒加工されたつけまつげを「ハイブリッドエクステンション」という名称で市販されています。
光触媒加工されたつけまつげの効果
つけまつげを光触媒加工すると、次の効果が期待できます。
- 除菌
- 汚れ防止
- アレルギー物質の除去
光触媒は、光が当たると雑菌を分解してくれるので、つけまつげを光触媒加工すると、除菌効果が期待できるわけです。
また、光触媒は有機物を分解する性質があるので、つけまつげに付着した油分や、有機物の微細なアレルギー物質を分解してくれます。油分が分解されるわですから、油分に付着する微細なホコリを落としてくれるようになります。
涙には、油分が含まれているそうで、それがつけまつげに付着すると、汚れを付着させてしまいます。光触媒は、油分を分解してくれるので、汚れが付着しにくくなります。そして、水で洗い流したときに、汚れも落ちやすくなります。
つけまつげの除菌が気になる方は、光触媒で除菌コーティングされたつけまつげをご利用ください。
また、つけまつげの光触媒加工なら、弊社にお任せください。
この記事の著者/責任者
株式会社イリス 代表取締役
島田 幸一 (Shimada Koichi)
私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。