PRODUCTS FAQ
光触媒の一般的なご質問Q&A
光触媒に関する一般的なご質問Q&Aです。
弊社では、外壁や内装などの除菌、防カビ、消臭、防汚、化学物質分解などの効果のある酸化チタンを使った光触媒コーティング塗料を開発・製造・販売しています。
このページでは、光触媒の効果や材質、安全性、デメリット、光触媒の利用場所に関することといった、光触媒の一般的な知識をFAQ形式でご説明いたします。
光触媒の効果(メリット)に関するQ&A
- 光触媒コーティングにはどうのような効果がありますか?
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消臭、防汚、除菌、防カビなどの効果があります。他にも、外壁にコケが生えたり、雨水の雨だれが付着することを防止できます。
- 光触媒コーティングは防カビに効果がありますか?
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ございます。弊社製品は、他社製品と比べて防カビの効果が高いことで、ご好評をいただいております。
- 光触媒はどのような原理で消臭、防汚、除菌、防カビができるのですか?
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酸化チタンの結晶が光のエネルギーを吸収し、フリーラジカルを生成します。それに触れているものを酸化させて、消臭や除菌などの効果を発揮します。また、光触媒コーティングは親水性があります。その効果によって、汚れが流れやすいので、防汚の効果がございます。
- 光触媒コーティングをしたら、どれくらいの期間効果が持続しますか?
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弊社の業務用製品であれば、正しく施工し、かつ光触媒コーティングが落ちなければ、5~10年ほど効果が持続いたします。外壁塗装では、20年以上効果が持続しているところもございます。便器などの水が流れる箇所は、半年以上の効果を確認しております。
光触媒の材質に関するQ&A
- 光触媒コーティング剤に用いられている光触媒の材質は何ですか?
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弊社製品では、酸化チタンや酸化タングステンなどの金属酸化物を利用しています。
- 光触媒の効果がある金属を教えてください。
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ナノサイズの金属結晶であれば、何でも光触媒の機能があるはずですが、現在一般的に使用されているのは、酸化チタンと酸化タングステンです。
光触媒の安全性に関するQ&A
- 光触媒コーティング剤は、人体に対して安全ですか?
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光触媒製品の主原料である酸化チタンは、日焼け止めや化粧品の白粉にも使用されている成分ですので、安全であることは述べるまでもありません。弊社の一般消臭用は、日本食品分析センターの動物実験で無害であることを確認しております。また、日本酸化チタン工業会でも酸化チタンの安全性が述べられています。「酸化チタン(ナノ酸化チタンを含む)の安全性等について」をご参照ください。
ですが、弊社の光触媒製品を故意に人体に使用したり、誤飲などしないようにお願いします。
- 銅ドープ酸化チタンに含まれる銅は、身体に良くないのでしょうか?
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銅は、普段から10円で利用しているものですし、東京大学医学部や厚生労働省などが安全であることを発表しています。銅の安全性については、一般社団法人日本銅センターの「銅の安全性」もご参照ください。
- 光触媒コーティング剤は、犬や猫などのペットに対して安全ですか?
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弊社の一般消臭用は、ペットに対して無害であることを、日本食品分析センターの動物実験で確認しております。ですが、むやみにペットに使用しないようにお願いします。
- 光触媒は手で触っても問題ないですか?
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弊社の製品は問題ございません。
- 光触媒を触ると、手が荒れることはありますか?
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今のところ、弊社製品を触って手が荒れた人はいません。
光触媒のデメリットに関するQ&A
- 光触媒コーティングを行うことのデメリットはありますか?
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他社製品では、効果が無かったり、チョーキングと言って白い粉が噴いたようになることをよく聞きます。弊社製品は、プライマー(下地剤)を正しく下塗りすることで、光触媒の効果を発揮しつつ、チョーキングを防ぐことができます。
一般的な光触媒コーティング塗装のデメリットの詳細は、「室内に光触媒コーティング塗装するときのデメリットは?」をご覧ください。
- 光触媒で分解できないものは何ですか?
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光触媒で分解できないものは、金属やガラス、錆、砂といった無機物です。また、有機物であっても分子量の大きなものは、分解に時間がかかり過ぎるので、結局は分解できないことになります。
- 光触媒コーティングをしたら、白い粉が付着すると聞きました。
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白い粉が付着したような現象のことを、チョーキングと言います。屋外の紫外線が強い場所で、下地の塗料が劣化する現象です。光触媒コーティングを行うと、塗装面の塗料や有機物の劣化が促進されて、チョーキングを起こしやすくなることが知られています。弊社の業務用製品では、下地剤であるプライマーを利用することで、チョーキングを防ぐことができます。
- 光触媒コーティングをした部分が劣化したり変質したりしませんか?
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外壁などの紫外線の強い場所では、光触媒コーティング剤が下地を劣化させる場合があります。弊社の光触媒コーティング剤を塗装する前に、プライマーを塗装することで、下地の劣化を防ぐことができます。弊社の業務用製品には、屋内用プライマー(AS01)、屋外用プライマー(ASS01)、自動車車内向けの車用プライマー(ASR02-C)がございます。
光触媒の利用場所についてのQ&A
- 光触媒コーティングはどのような場所に利用されますか?
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汚れを防止したい外壁、ホテルやペットショップなどの臭いを防止したい場所、雑菌やカビの繁殖を抑えたい厨房やエアコン、ゴミ収集車の消臭など、さまざまな場所で利用されています。
- 光触媒が日焼け止めクリームなどに使われていると聞きました。
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酸化チタンは、化粧品の白色顔料や日焼け止めクリームなどに使用される紫外線散乱剤などとして、一般的に利用されている成分です。酸化チタンのパウダーは光を乱反射するので、白く見えます。
- 酸化チタンが光触媒の効果を発揮しやすい光の波長は?
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一般的な酸化チタン結晶(アナターゼ)の場合は、約350nmより短い波長の光(紫外線)にて光触媒の効果が発揮されます。そのため、一般的な酸化チタンの光触媒では、室内ではほとんど効果がありません。