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ホルムアルデヒド除去スプレーをお探しならアキュートクリーン

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ホルムアルデヒド除去スプレーをお探しならアキュートクリーン

ホルムアルデヒドは、新築住宅やリフォーム後の住宅、新車などで話題となりやすい物質です。

建材や塗料、接着剤などに利用されているので、ホルムアルデヒドを使用したものを室内に使用すると、ホルムアルデヒドが揮発してきます。

ホルムアルデヒド濃度が高くなると、体調を悪くされる方もいらっしゃり、シックハウス症候群の原因物質として、建材などへの使用が規制されています。

建材の販売は、ホルムアルデヒドが使用されていないことが条件ではなく、なるべく揮発しないことが条件となっています。そのため、多少はホルムアルデヒドが出てくるので、工事直後は室内濃度が高くなることがあります。

ホルムアルデヒドの室内濃度は徐々に下がっていきますが、新築住宅の場合には半年以上かかる場合もあるので、何らかの対策を行った方が良い場合もあります。

この記事では、ホルムアルデヒド除去スプレーをお探しのお方に向けて、ホルムアルデヒドの基礎知識と銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーをご紹介いたします。

ホルムアルデヒド対策

厚生労働省の指針値

厚生労働省が指針値として題している、ホルムアルデヒドの室内濃度は100μg/m3(0.08ppm)です。(厚生労働省ホームページ「室内空気中化学物質の室内濃度指針値について」を参照)

この濃度よりも高ければ体調が悪くなるというものではなく、あくまでも「この濃度以下を目指してくださいね」というものです。

しかし、人によっては濃度が低くても、体調を悪くされる方もいらっしゃるようです。

また、新築やリフォーム、新車に利用されている化学物質は、ホルムアルデヒドだけとは限りません。ホルムアルデヒド以外の化学物質も出てきますから、ホルムアルデヒド濃度が低くても、体調を悪くされる方もいらっしゃいます。

上記の厚生労働省ホームページを見ると、指針値が設定されている化学物質の種類は、ホルムアルデヒドをはじめ、13種類ありました。また、それ以外にもたくさんの種類があるので、総揮発性有機化合物量(TVOC)濃度も設定されています。

ホルムアルデヒド対策の方法

ホルムアルデヒド対策の方法は、いろいろな種類があります。ホルムアルデヒド除去スプレーを利用することも、その方法の一つです。

弊社としては、もっとも利用していただきたい方法が、換気です。

換気をすると、ホルムアルデヒドに関わらず、すべての揮発してくる化学物質の対策ができるからです。

他にも、オゾン脱臭という方法もありますが、オゾン脱臭は、装置をずっと起動させておく必要があることや、窒素酸化物も副産物として発生してしまうので、身体にあまりよくありません。

そういったことで、弊社としては換気をしつつも、光触媒「銅ドープ酸化チタン」を使った対策をおすすめします。銅ドープ酸化チタンは、ホルムアルデヒドをはじめとする、さまざまな種類の化学物質を分解する性質を持ちます。

また、化学物質を分解しても、銅ドープ酸化チタンは変質しないので、化学物質を分解し続けてくれる性質があります。

この記事では、以下、ホルムアルデヒド除去スプレーのご紹介をしますが、そういったことで、ホルムアルデヒド以外の化学物質も除去できるスプレーを選ぶことが大切です。

ホルムアルデヒドは光触媒で簡単に分解可能

ホルムアルデヒドは、光触媒で簡単に分解ができます。ただし、光触媒と言ってもいろいろな種類があり、ほとんど効果の無い光触媒もあるので、「光触媒だから大丈夫」と思わないようにお願いします。

光触媒によるホルムアルデヒドの分解

光触媒によるホルムアルデヒド分解のメカニズムをご説明いたします。

光触媒とは、光が当たると表面にOHラジカルを発生させる性質があります。OHラジカルとは活性酸素の一種で、ホルムアルデヒドはOHラジカルに触れると水と二酸化炭素といった、無害なものに分解されます。

光触媒に光が当たると、表面に電子が発生します。その電子が空気中の酸素や水と反応して、OHラジカルを発生させます。

光触媒がOHラジカルを発生させホルムアルデヒドや化学物質を分解するメカニズムのイメージ

ホルムアルデヒドは、OHラジカルと反応しやすい物質ですから、ホルムアルデヒド対策であれば、おおよそどのような光触媒でも対策が可能です。

酸化チタンはほとんど効果無し

ホルムアルデヒド対策なら、おおよそどのような光触媒でも対策が可能であることは事実なのですが、一般的に利用されている光触媒の中で、ホルムアルデヒドが分解できないものもあります。

それは、酸化チタンです。

酸化チタンと言えば、光触媒の中でもっとも効果の高いことが知られています。ところが、酸化チタンが効果を発揮するためには、紫外線が必要です。紫外線が当たらなければ、ほとんど効果がありません。

ホルムアルデヒド対策をしたいと考える場所と言えば、室内です。

室内には、LEDや蛍光灯といった照明器具が用いられていますが、それらの照明器具からはほとんど紫外線が出ていませんから、酸化チタンを使ったとしても、ホルムアルデヒド対策ができません。

ホルムアルデヒド対策できる光触媒の種類

ホルムアルデヒド対策ができる光触媒とは、室内で使用されている照明器具でもOHラジカルを発生させる光触媒です。そのような光触媒のことを、可視光応答型光触媒といいます。

可視光応答型光触媒で、実用化されているものは、主なものは次の3種類です。

  • 銅ドープ酸化チタン
  • 窒素ドープ酸化チタン
  • 酸化タングステン

これらは、どれも室内の照明器具の光でも効果があります。

ただし、効果の高さはそれぞれ異なり、窒素ドープ酸化チタンと酸化タングステンは、明るい光がないと効果がありません。具体的には、昼間の明るいオフィスくらいの明るさは欲しいところです。

これらの中で、銅ドープ酸化チタンがもっともホルムアルデヒド対策に向いています。窒素ドープ酸化チタンや酸化タングステンと比べて、10~20倍もの効果の高さがあるので、薄暗い夜のリビングやトイレでも、ホルムアルデヒドの分解ができます。

部屋のホルムアルデヒド対策を光触媒で行う場合は、最低でも可視光応答型光触媒を利用することですが、銅ドープ酸化チタンの存在を知った方は、同じ費用をかけるのであれば10~20倍の効果のある銅ドープ酸化チタンをご利用なさった方が効果的です。

いろいろな化学物質を分解するなら光触媒は銅ドープ酸化チタン

銅ドープ酸化チタンの魅力は、薄暗い部屋でもホルムアルデヒドが分解できるわけではありません。

他の光触媒では分解ができない、トルエンやキシレン、スチレンといった芳香族(ベンゼン環)の化学物質の分解も可能なのです。

その理由は、銅ドープ酸化チタンの「銅」にあります。

銅ドープ酸化チタンとは、ナノレベルの酸化チタン結晶の表面に、ナノレベルの酸化銅を結合させた光触媒です。この製法は、弊社が世界で初めて発見し、特許を取得しました。

ナノレベルの酸化銅は、どうやら光が当たっていなくても触媒効果を発揮するようで、酸化チタンを可視光活性させ、なおかつ光触媒では分解が難しいとされる芳香族の分解も可能です。

弊社の試験でも、酸化チタンに紫外線を照射しても分解できなかったトルエン、キシレン、スチレンが、銅ドープ酸化チタンなら分解ができました。その試験結果の詳細は、「いろいろな種類のVOCを除去できる銅ドープ酸化チタンの魅力」をご参照ください。

銅ドープ酸化チタンで分解を確認した化学物質

弊社が行った試験にて、銅ドープ酸化チタンで分解を確認した化学物質は、次の通りです。

  • アンモニア
  • ホルムアルデヒド
  • アセトアルデヒド
  • エチレン
  • トルエン
  • キシレン
  • スチレン
  • イソプロパノール
  • 酢酸
  • トリメチルアミン
  • メチルメルカプタン
  • アルコール類

他にも、加齢臭の原因となるノネナールを分解できます。

このように銅ドープ酸化チタンは、いろいろな化学物質を分解する性質があるので、プラスチック工場や化学薬品工場、印刷工場などのいろいろなメーカー様からご相談があり、工場の排気ガス処理にも実用化が進んでいます。

銅ドープ酸化チタンの利用方法

銅ドープ酸化チタンの利用方法は、主に次の2種類ございます。

  • 光触媒スプレー
  • 光触媒コーティング

光触媒スプレー

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレー「アキュートクリーン」

光触媒スプレーとは、光触媒成分が入った液剤をスプレーにしたものです。銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーは、弊社製品であれば「アキュートクリーン」をご利用ください。

アキュートクリーンは、銅ドープ酸化チタンを使った世界初の光触媒スプレーです。

ホルムアルデヒドが気になる部屋の、壁紙や床、カーテン、ソファーなどに塗布しておけば、室内のホルムアルデヒドを分解していってくれます。

原材料酸化チタン、銅、水
アルコール無添加(ノンアルコール)
香料無添加(無香料)
容量200mL(600回ほどスプレー可)
価格2,200円(税込)

成分は、銅ドープ酸化チタンと水だけです。特殊製法によって、ナノサイズの銅ドープ酸化チタンが水の中に分散した液体になっています。

アルコールや香料を使用していませんから、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心してご利用いただけます。

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光触媒コーティング

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)

光触媒コーティングとは、光触媒と接着成分を混ぜたコーティング剤を、部屋中に塗布する施工方法です。

銅ドープ酸化チタンを使った弊社のコーティング剤は、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)という名称で施工店向けに卸販売しています。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、アキュートクリーンよりも高い濃度の銅ドープ酸化チタンを部屋全体に塗布するため、ホルムアルデヒド対策としておすすめします。

壁紙などからホルムアルデヒドが揮発して出てくるときに、銅ドープ酸化チタンに触れて、ホルムアルデヒドが分解されます。また、室内に揮発したとしても、ホルムアルデヒドが壁に触れたら分解されます。

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティングでホルムアルデヒドを分解消臭するイメージ

光触媒コーティング施工は、専用のスプレー装置と施工技術を要するため、一般のご家庭には販売しておりません。施工のご依頼は、弊社もしくは弊社の光触媒製品を扱う施工代理店にお任せください。

ホルムアルデヒド除去スプレーとしての
アキュートクリーンの使用方法

アキュートクリーンのスプレーの名称

ホルムアルデヒド除去スプレーとしてのアキュートクリーンの使用方法は、次の通りです。

  1. アキュートクリーンがお手元に届いたら、ビニールのパッケージから外してください。
  2. スプレーボトルの首筋に、トリガーのフックがあるので、それを回転させて、トリガーが引ける状態にします。
  3. ボトルをよく振ってから、トリガーを何度か引いてください。すると中の液剤がスプレーできるようになります。
  4. ホルムアルデヒドが気になる部屋の壁や床などに、全体的にスプレーしてください。スプレーする距離は、20~30cmほど離して行ってください。

スプレーする量は、それほど多くなくてもかまいません。部屋全体にスプレーすることがポイントです。

1回の塗布でホルムアルデヒドの匂いが消えない場合は、塗布した液剤が乾燥してから、2回目、3回目と塗布なさってください。

一か所に塗布して、液だれするくらいですと、銅ドープ酸化チタンの白っぽいシミがうっすらと出ることがあります。シミが出て気になるようでしたら、水拭きしてください。

水拭きしても、塗布した箇所の内部に、ナノサイズの銅ドープ酸化チタンがしみ込んでいるので、ホルムアルデヒド対策の効果は続きます。

以上、ホルムアルデヒド対策について、光触媒を活用する方法をご説明いたしました。ホルムアルデヒド対策なら、銅ドープ酸化チタンをご利用なさってください。

ホルムアルデヒド除去スプレーをお探しなら、ぜひアキュートクリーンをお試しください。

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この記事の著者/責任者

島田幸一

株式会社イリス 代表取締役
島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

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